僕らの世界が交わるまで 作品情報
ぼくらのせかいがまじわるまで
DVシェルターを運営し社会奉仕に献身的に取り組む母エヴリン(ジュリアン・ムーア)と、ライブ配信で音楽活動をして人気を集める高校生の息子ジギー(フィン・ウォルフハード)は、今やすれ違ってばかり。互いのことを理解できない状況にフラストレーションを募らせ、時にはぶつかり合ってしまう二人だったが、父(ジェイ・O・サンダース)はそんな二人を、自己愛が強くてそっくりだと評する。そんな空回りを続ける二人の日常にちょっとした変化が訪れ……。
「僕らの世界が交わるまで」の解説
「ソーシャル・ネットワーク」などに出演した俳優ジェシー・アイゼンバーグが初めて監督・脚本に挑んだ人間ドラマ。DVシェルターを運営する母エヴリンとライブ配信で音楽活動をする高校生の息子ジギーは互いのことを理解できずに衝突してばかりだったが……。「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーンが夫で『サタデー・ナイト・ライブ』の作家デイヴ・マッカリーと共に立ち上げた映画・TV制作会社フルート・ツリーや「ミッドサマー」などを送り出した映画会社A24が製作に参加。社会奉仕に勤しむ母エヴリンを「アリスのままで」でオスカーを獲得したジュリアン・ムーアが、フォロワーのことしか頭にない息子ジギーを「ゴーストバスターズ/アフターライフ」のフィン・ウォルフハードが演じる。2022 年サンダンス映画祭にてワールドプレミア上映。2022年第75回カンヌ国際映画祭批評家週間オープニング作品。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2024年1月19日 |
---|---|
キャスト |
監督:ジェシー・アイゼンバーグ
出演:ジュリアン・ムーア フィン・ウォルフハード アリーシャ・ボー ジェイ・O・サンダース ビリー・ブリック エレオノール・ヘンドリックス |
配給 | カルチュア・パブリッシャーズ(提供:カルチュア・エンタテインメント) |
制作国 | アメリカ(2022) |
上映時間 | 88分 |
公式サイト | https://culture-pub.jp/bokuranosekai/ |
(C) 2022 SAVING THE WORLD LLC. All Rights Reserved.
動画配信で映画を観よう! [PR]
予告編動画
※音声が流れます。音量にご注意ください。
※一部ブラウザ・スマートフォンに動画再生非対応がございます。
ユーザーレビュー
総合評価:4点★★★★☆、1件の投稿があります。
P.N.「あなたのエゴが止む時、世界は救われる。」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-01-24
人間は、ついつい、余計なお節介をする生き物。
自分の価値観が正しいと、いっさい、他人の意見に耳を貸さず、突き進む。
が、しかし、そんな言動も何時しか、行き詰まる。
我力、つまり、エゴで生きていても、暫くは、順調に推移するが、やがて、判決の時を迎える。
只中思想と言うものがあり、人間、只中、あるがままに生きていないとエゴで生きてしまう生き物。
正直者は馬鹿を観るは、視点を変えると、
正直者(只中を生きる者)
は、ありのままに世の中を観るから、愚か者をそれと認識できるが、エゴで生きる人間は、あるがまま、正しく認識できない。
あなたが、ありのままに生きれるなら、それが、世界にとっての救い。
あなたのエゴが止む時、正に、世界は救われる。
どうしても、余計なお節介、余計な一言、余計な行動を無意識にしてしまう人間。
時に、立ち止まり、やらないこと、言わないこと、沈黙することが、あなたの世界を救う。
そっとして置けば、上手く行くことも、つい余計な言動をしたがる人間の悲劇を喜劇に仕立てた作品。