サン・セバスチャンへ、ようこそ 作品情報
さんせばすちゃんへようこそ
ニューヨークの大学で映画学教授を務める売れない作家のモート・リフキン(ウォーレス・ショーン)は、妻スー(ジーナ・ガーション)に同行し、サン・セバスチャン映画祭に参加する。妻は有名なフランス人監督フィリップ(ルイ・ガレル)の広報を担当しているのだ。だが、リフキンが映画祭に同行したのは、ある理由があった。いつも楽しそうな二人を横目に、妻の浮気を疑っていたのだ。そんなリフキンが街を一人でふらついていると、突如、フェデリコ・フェリーニ監督の「8 1/2」の世界が目の前に現れる。さらに夢の中では、自分がオーソン・ウェルズ監督の「市民ケーン」や、ジャン=リュック・ゴダール監督の「勝手にしやがれ」に出演したりと、傑作クラシック映画の世界に没入する不思議な体験が次々と巻き起こる。そんな中、妻への疑惑のストレスで心気症となったリフキンは、美しい医師ジョー(エレナ・アナヤ)と出会い……。
「サン・セバスチャンへ、ようこそ」の解説
国際映画祭を舞台に繰り広げられるウディ・アレンの映画愛に溢れたロマンティック・コメディ。売れない作家のモート・リフキンは、妻スーと共にサン・セバスチャン映画祭に参加。だが、妻がフランス人監督フィリップと浮気していると疑惑を募らせた彼は……。出演は「マリッジ・ストーリー」のウォーレス・ショーン、「サンクスギビング」のジーナ・ガーション。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2024年1月19日 |
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キャスト |
監督:ウディ・アレン
出演:ウォーレス・ショーン ジーナ・ガーション ルイ・ガレル エレナ・アナヤ セルジ・ロペス クリストフ・ヴァルツ |
配給 | ロングライド(提供:ロングライド=松竹) |
制作国 | スペイン=アメリカ=イタリア(2020) |
上映時間 | 92分 |
公式サイト | https://longride.jp/rifkin/ |
(C)2020 Mediaproduccion S.L.U., Gravier Productions, Inc. & Wildside S.r.L.
予告編動画
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ユーザーレビュー
総合評価:3点★★★☆☆、1件の投稿があります。
P.N.「温故知新って、知ってます?」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2024-01-24
てっきり、最近の映画のパッションの無さを皮肉った作品かと思いきや、コメディなラブロマンス?
温故知新って言葉は、常に、どんな物事の中にも新しいモノを発見できる気が付き。
懐古主義者が、気難しく解釈する一方、若者が、SNSなどでただ新しいだけで直ぐに忘れてしまうモノに飛び付く様に、どちらも一方通行。
いくら、仕事、学校、家庭と言えど、毎日、変化しているが、何年下手すると死ぬ間際まで、何も変わらないと勘違いしているのが人間。
世界は、あなたを映す鏡だ!
あなたが変わらないと勘違いしているから変わらないが、
けれど、着実に変化している。
過去、現在も過去。
そこに、あなたは新しい未来を発見できただろうか?
予想外に静か目な展開なのは、コロナ渦の作品のようで、ちょっと懐古主義的な作品でした。
日本の映画作品がエピソードに出て来ましたが、あの映画は、古いのではなく、古きをたずね新しきを知らしめた作品なんですよ!!