P.N.「大岸弦」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-01-10
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
女は半焼けになった小さな居酒屋で一人暮らし。体を売ったりしてその日暮らしをしていた。
空襲で家族を失った子は、闇市で果物などを盗んで暮らしていたが、女の居酒屋で入りびたりするようになりなる。
若い兵士が客として居酒屋へ行くが、入りびたりするようになる。三人はまるで家族のような状態になる。
若い兵士はおかしい状態となり去ってしまい、ふたりはお互い親密になっていくが、こどもは闇市にいる男と旅に出てしまう。
また旅に出てはこどもが戻ってくる。
女はこどもを「坊や」と呼ぶようになる
そんなある日、拳銃は子供からやさしそうな男に渡ってしまう。
男は拳銃を復讐のために使うことになった。強い恨み怨念の思いであったのだろう。
兵士の名前を叫び、銃を一発ずつ放つ。最後のトドメの一発は放たず、殺さない状態にしておく
こどもは女の居酒屋に戻るが、感染症なのか会えないことに。女は坊や、坊やと優しくもかなしく語りかける。
こどもはもう会えないことを確信。別れの時となった 女は坊や、坊やと…
このレビュー書いてたら涙でてきた…
女優の趣里 迫真の演技力に感激します。