ほかげ 作品情報

ほかげ

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戦争で家族を亡くし、半焼けになった小さな居酒屋で1人、孤独に暮らす女(趣里)は、体を売ることを斡旋され、絶望に抗うこともできず、その日その日を過ごしていた。一方、空襲で家族を失った子ども(塚尾桜雅)は、闇市で食べ物を盗んで暮らしていた。だが、ある日盗みに入った居酒屋で女の姿を目にして、そこに入り浸るようになり……。

「ほかげ」の解説

「野火」の塚本晋也が、終戦後の闇市を舞台に、絶望と闇を抱えたまま混沌の中で生きる民衆の姿を通して、戦争を見つめる。戦争で家族を亡くし、半焼けになった小さな居酒屋で、体を売りながら孤独に暮らす女の前に、食べ物を盗んで暮らす戦災孤児が現れる。出演はNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』の趣里、「シン・仮面ライダー」の森山未來。

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公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2023年11月25日
キャスト 監督塚本晋也
出演趣里 塚尾桜雅 河野宏紀 利重剛 大森立嗣 森山未來
配給 新日本映画社
制作国 日本(2023)
上映時間 95分
公式サイト https://hokage-movie.com/

(C)2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER

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ユーザーレビュー

総合評価:4.67点★★★★☆、3件の投稿があります。

P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-01-09

戦争による後遺症を切り取った感じで観ているのが辛くなる作品。
本年度ベスト。

趣里さん目当て。
何の情報も入れずに鑑賞。

序盤から良く解らない展開に戸惑う(笑)
だけど銃を使うシーンで本作は戦争により大切な人を失ったり心に傷を負った人達がもがきながら生きている姿を表現している作品と理解。

ロシアのプーチンに観せて感想を聞きたくなる。

体を売って生活する趣里さん演じる女性。
なぜか子供と青年と一緒に生活する展開。
理解出来なかったけど、彼女が失ったものを埋めようとしていた感じ。
情緒不安定な感じの演技が素晴らしかった。

子供も必死に生きて行く姿が辛い。
子役の子が目で演じる姿に圧倒される。

森山未來さんが怪しい役。
彼も苦しんでいたのかと思うけど、子供の目の前でやっちゃダメだろ(笑)

ラストで子供が働く姿に少しだけ光が見えた感じでした( ´∀`)

最終更新日:2024-09-07 02:00:03

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