P.N.「GEGE」さんからの投稿
- 評価
- ★☆☆☆☆
- 投稿日
- 2024-10-25
鬼太郎や父は出るものの、基本的にはよくあるバトルアクションアニメ。
小ボス中ボス大ボスと、お決まりのパターンに八ツ墓村を混ぜ合わせて仕立てたストーリー。
水木しげるの静かな幽玄の怪を理解出来る制作者はもう残っていないのかもしれません。
残念。
きたろうたんじょうげげげのなぞ
総合評価4.44点、「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
鬼太郎や父は出るものの、基本的にはよくあるバトルアクションアニメ。
小ボス中ボス大ボスと、お決まりのパターンに八ツ墓村を混ぜ合わせて仕立てたストーリー。
水木しげるの静かな幽玄の怪を理解出来る制作者はもう残っていないのかもしれません。
残念。
よくあるストーリー構成。
ホラー映画や奇妙なドラマをよく見る方は既視感を覚える作品です。
ストーリーとは関係ありませんがエヴァも感じました。
所々で制作側の性癖がチラつくのですが、露骨な表現ではないので不快感はありませんでした。
個人的にはもっと友情というか戦友みたいなものを期待していたので、言葉での表現とは裏腹に絡みはあっさりしていて疑問が残りモヤモヤしています。
鬼太郎の出生が『墓場鬼太郎』と少し違う気がしました。
しかし、ゲゲゲの分岐はよくある事みたいなので直接関係ないのかもしれません。
絵がとても綺麗です。
特にバトルシーンと女の子に力が入っていて、楽しそうに作っているのが伝わってきます。
ただただ、みるべし。
今、この時代に大人が見るべし!
よく、調布の街ですれ違っていた水木先生を思い出しました。
先生の想い溢れる映画です。
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
入村3回目です。ゲ謎はとにかくストーリーが面白い。ゲゲ郎が水木を少しずつ信用していく描写がとても丁寧で感動しました。上演時間が104分との事ですが、その時間の長さを感じさせない面白さ、特に最後は感動し過ぎて涙腺崩壊します。見に行く方は必ずハンカチを持っていくようにして下さい…( 涙腺崩壊中 )
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第47回日本アカデミー賞、優秀アニメーション作品賞受賞。
こちらの作品は、水木しげる氏の、正に、功績を讃えると言う意味に於て、良かったと思います。
出来レースと言われるだけあり、気になる作品が、出て来ないが、そこが、日本の映画を盛り上げる情熱が伝わらない要因ですが、関連会社の宣伝と言う点では、出版社主宰の芥川賞などと似ている。なぜか?メディア程、全国的な盛り上がる熱量が伝わらない要因は、最近理解出来るが、知らないとなぜ?盛り上がらないのか?が理解出来ない。
米アカデミー賞にしても、その受賞年代の脚本があるようで、それが、エゴであるか?みんなの映画を愛する気持ちかで、熱量の伝わり方も違う。
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
自分が属する「種族」って何なのだろう?…と今一度考えてみてもいいのではないかと思わせてくれた。そして我々が「鬼太郎」と初めて出会った時の年代によっても、この映画から抱かせてもらう感情はさまざまだろう。そして、水木しげる氏の根底には「戦争」という悪夢、そしてその無意味さ、矛盾、虚しさの感情が拭えないものとして存在し続けていたのが理解出来る。今は亡き私の両親と同様に…。
私は昔から水木しげるさんの大ファンだ。ゲゲゲの鬼太郎、悪魔くんなどは大好きだ。だからこの映画を観たのだ。とても感動した。これはスクリーンが凄く綺麗で、ストーリーもあまりにも面白かったからだ。この映画を観て、あらためて水木しげるさんの哲学について考えてみるのもいいだろう。素晴らしい作品だ。
面白いと言う噂を聞き、期待あまりせず。鑑賞!いや~よくできてます~面白い!権力のおぞましさ、陳腐さをこれ程描いてるとは感心しました!
作品愛をとにかく感じました
戦闘描写から、練りに練られた脚本まで。ほんとに最高の作品でした
2回目もみたいと思ったのなんて何年ぶりだろう
水木しげる氏の想いを宿したかの様な作品。
現代の技術で、迫力ある仕上がり。ただ、作品を支えているのは、やはり、水木しげる氏の徳によるもの。
損して徳を取れと言います。
お金より、眼には見えないモノを大切すべし。
金の切れは目は縁の切れ目になる方々は、その徳の大切さが理解出来ない。
お金があれば、かなり権力はあるが、すべての世界を貫く徳には敵わない。
最近は、技術の力で迫力はあるが、結構アラが見てとれる。映像の迫力と水木しげる氏の威光のお陰様、単なる単独作品だと詰まらないと思います。
水木しげる氏の徳分あってこその作品。
鬼太郎、猫娘も、キャラクターも、バランスがね、若者よりか、作品の世界を大切にしたいのか曖昧さが残るが、水木しげる氏の生誕100年と言うことで、星を満たすことにします。
昭和時代のタバコ描写の多さ、結構今見るとびっくりしますね。
ゲゲ郎の語り口調やアクションが非常によかったです。
水木とのバディ感もかなりよかったです。
あと、糸目のCV石田彰キャラは明らかになんかあるぞ…と思わせてくれました。
救いのない鬱展開や流血描写は、
確かに小学生以下はちょっときついかも。
時弥くんが本当にCV小林由美子さんの演技で泣いてしまいました。
龍賀家全体的になんて家だ…って最初は思いますが
見終わった後、しばらくたつと
いや、こうなってしまったのには理由が…とか
描かれていない背景を考察するのも楽しいのかもしれません。
ラスト付近は 自分を含め 両隣も涙。
上映終了後も泣いてるような方がちらほら…でした。
何度でも観たい映画です!
火曜日日、また、観に行って来ます(ΦωΦ)
とにかく観てほしい。
鬼太郎が生まれる前の壮絶な出来事を描いたアニメ。
本年度ベスト!!
軽い気持ちで鑑賞したけど思ってもいない壮絶で悲しい作品だった。
ここ最近に無い位にスクリーンに引き込まれた!
血液銀行に勤める水木。
鬼太郎の父親(まだオヤジではない)
この2人を中心に展開するストーリー。
水木は薬剤「M」の謎を解く為。
鬼太郎の父は生き別れの妻を探す為。
陸の孤島の様な哭倉村を訪れ、2人が目標を成し遂げようとする感じ。
村を牛耳る龍賀一族の後継者等が次々と謎の死を遂げる犯人探し的なストーリーの犯人に驚く。
かと思えば鬼太郎の父が妻と再会するシーンが壮絶。
水木と鬼太郎の父のストーリーが同時進行して行く感じ。
鬼太郎が何故、片目を髪の毛で隠しているのか?
チャンチャンコの素材。
今まで知らなかった事が明かされるナルホド感も良かった。
終始重たい雰囲気。
鬼太郎の映画と言うより全く別な作品を観ていた印象。
場内は若い女性客が予想外に多目。
何でだろうと考えるも答えは出ませんでした( ´∀`)
起承転結がはっきりしており、ストーリーも面白く、アニメで毀滅よりラストの展開にうるっとくるものがあり秀逸さを感じた。年間10本程度しか映画館に通わず映画お宅ではありませんが、WOWOWでも年間5~60本見ている中でも3本の指に入る楽しい映画でした。
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
最初に雑誌記者が鬼太郎と猫娘に出会うところとラストは現代版でしたがメインはまるで墓場鬼太郎的でややグロなシーンも多くて哀しいストーリー展開もあり、ダークな感じでした。鬼太郎の父親と水木さんの活躍が見どころですね。幽霊族の怨念まで利用とする一族の因縁には胸糞悪くなってきますがラストで救われるのが良かった。チャンチャンコの秘密やエンドロールでの劇メーション風なところで原作に繋がり鬼太郎誕生の秘密が分かる。良くできた作品だと思う