君たちはどう生きるか 感想・レビュー 3/3ページ 48件

きみたちはどういきるか

P.N.「132:アンサー・ナウシカ、オウム返し」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-07-19

『風の谷のナウシカ』
は、この世界のコロナ渦、その混乱と続く戦争をまるで、予言したような作品でした。

私たちは、本当に、何もできないのだろか?

いや、2000年問題で、私たちの意識は大きく変わり、天動説から、地動説へと、意識改革がなされている。自覚しようとしまいと。

『君たちはどう生きるか』
では、それを踏まえ、様々な過去の作品のエッセンスを盛り込み、私たち鑑賞者へ、バトンを渡している。

大叔父と少年のやり取りは、私たちへと繋がれている。

あなたが、その手に地球を感じたのなら、その積み木は、あなたの地球儀としてこの世界を動かす構成要素と成りうる。

何も作品に感じないのであれば、あなたはこれからも、他に動かされる天動説の次元で生きるのである。インコのように暴走するエゴのような存在として。

すっかり、少女好みのジブリ作品が連なる中、監督の原点とも言うべき、
『未来少年コナン』のように、
如何に時代は変わろとも、
「少年よ、大志を抱け」と、言いたいのだろう?
132信じる強さで

P.N.「Li'l Titan」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2023-07-18

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

母の愛で救われるファンタジー。
母性溢れる女性キャラが多いのは、宮﨑氏自身が結核の母と同居できない期間が長かった反動と言われてきた。本作も母への思慕で溢れている。それは、冒頭の空襲シーンや、メッセージが入りの図書に涙するシーン等、いたる処で描かれるが、最も印象的なのは崩れ行く塔で扉を選ぶシーン。ヒミ(母)は、自分が姿を消した少女時代に戻ろうとするが、眞人(息子)は「その扉でいいの」と問う。空襲時に行き、母自身の命を救わなくていいのかとの問い。母は迷わず応える「だって眞人のお母さんになれるなんて素敵じゃない」。
塔の崩壊は扉の消滅も意味する。つまり時間を選べるのはこの瞬間のみ。ヒミが少女時代に戻らなければ、ともすると眞人を生んだ現実が無くなってしまうリスクがある。だから母は迷わない。自分の早逝を知っても、息子の誕生を優先し、後家となる妹を励ます。
自分なら、そこまで強くあれるだろうか。

P.N.「ロマンチックエロ爺」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-07-18

分からないとの声多数の中、晩年の大監督自伝物か~の中、ブル-ス.リ-先生の考えるな~感じろ!で鑑賞しました!面白いじゃ~ないですか!オ―プニングで圧倒され~アオサギの造形、キャラクタ―に面白れぇ~となり~塔に入ってからは、宮崎駿ジブリ祭!話しは~行きて帰りし、成長物語そのものです!宮崎駿の女を感じさせる絵はドンドンエロさを増しています!もう1本、18禁指定ポルノア二メ―ション作ってくれないかと願うばかりです!

P.N.「りらっくまん」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2023-07-18

IMAXで鑑賞。どこか不気味な不思議の国に迷い込んでしまう感じはわくわくしますね。

設定が大人でもきつ…と思った。(父、継母との関係など)

子どもにはちょっと怖かったみたい&意味がわからなかったみたいです。でもキャラはかわいい!といってました。

おばあちゃんたちがなんか怖いような、かわいいような…

きりこさんはいい味だしてましたね。

ヒミ(今作のヒロイン?)について、今作のテーマである人はどう生きるかについて考えさせられました。

インコがたくさんでてきましたが、それだけでお話1冊(絵本とか)できそうだなと感じました。

P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2023-07-18

ジブリ作品の中でも全くハマらなかった作品。
本シリーズ中、ベスト級。

本作は鑑賞予定は無かったけど前情報一切無しの話題性と思った以上の集客率に鑑賞を決意(笑)

やっぱり自分の直感を信じて鑑賞作は選定するべきと反省。

過去のキャラクターやアイテムを彷彿させるシーンにもテンション上がらず(笑)
本作でもジブリらしいキャラクターが登場するも新鮮味も無く作品について行けなかった感じ。

ジブリシリーズは作品中で印象的な音楽がお決まりな感じだけど、本作で流れる音楽も今一つだった印象。

本作からのメッセージも感じられずに鑑賞を終えてしまった感じ。

キャラクターの声優さんは2名前情報で把握していたけどその他の声優さん達の豪華さに驚く。

ぶっちゃけ本作が表したかった事も理解出来ませんでした。

観賞後、周囲の観客の表情も微妙な感じは自分がそうだったからなのか?
気になるところ。

宮崎駿さん。
お疲れ様でした( ´∀`)

P.N.「bogi」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2023-07-17

冒頭では人間ドラマが始まるのかと思ったが、いつもの宮崎アニメだった。
声優の配役を知って観ると面白いと思う。

P.N.「sanjuro」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2023-07-16

「紺碧の空に浮かぶ真っ白な雲を切り裂き飛ぶ」これが私の宮崎駿作品に対する勝手なイメージと~求める絵面であります。気分爽快、ワクワクドキドキを求めてしまうのです。

これまでの作品のように、国、時代背景を架空のモノにした方が堅苦しくならず一般ウケしたと思うのだが~まあ、あえてそうしたのは分かるのだが~。

絵、声優陣、良かったです。

P.N.「無名投稿者」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-07-15

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

宮崎駿という悪意の固まりのような人間が、子供を勝手に純粋と思い込み、そんな空想上の子供たちに向けた作品を作ってきたことの懺悔と許し、そして悪意の存在を許容してそれでもなお隣人愛をもってよくあろうとすることの尊さを圧倒的な映像美を持って見事に表現しきっている。幼少期に純粋に生きることが出来なかった人間には深く刺さる作品だろう。
細かい点を見るには知識が必要かもしれないが、作品の主題においては必要最小限のセリフと後はアニメーション力によって十分に説明されていると感じた。

最終更新日:2024-11-23 02:00:03

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