P.N.「水口栄一」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-01-18
この映画を観て、とても感動した。私は黒澤明監督の大ファンだ。だからこの映画にはひじょうに関心があったのだ。これはあらためて人生の意味について考えさせてくれると思う。私は最近、このような映画もほんとに素晴らしいと感じている。また何度も観たくなる作品だ。
いきるりびんぐ
総合評価4.8点、「生きる LIVING」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
この映画を観て、とても感動した。私は黒澤明監督の大ファンだ。だからこの映画にはひじょうに関心があったのだ。これはあらためて人生の意味について考えさせてくれると思う。私は最近、このような映画もほんとに素晴らしいと感じている。また何度も観たくなる作品だ。
人生について前向きに考えさせてくれる良い作品
古典作品のリメイクにハズレ無し。ハズレてたら古典として残らないのだから当然ではありますが。
映画に脚本があるように、流行のファッションやカラーや様々、そして、それぞれの人生にも、脚本がある。
なぜ?受賞しなかったかは、イギリス映画なので、あちらはあくまで、アメリカの映画作品。
改訂されると更に、インターナショナルな賞になる。
受賞作品を観察すると、その流れ、この作品が受賞したら、受賞式の、祭典の脚本が成り立たないから。
何事にも脚本があり、その最高峰を選ぶのが映画祭典の真の醍醐味でしょう?
始めに言葉あり、言葉によらず生まれないモノはないと言うくらい、脚本は、創造の源。
ですので、この最高のイギリス映画をおすすめします。
本物の人間とは安心感を与える誰にも愛される人間。
憧れられる人間では、まだ、三流なのです。
映画、音楽、本、人にも言えるが、心に、灯をともす、希望を与えるモノがあるとないとでは、人生の困難の越え方が違ってくる。
特に若い方には、一つでも多く、より良い出会い(人に限らず、映画や書物、音楽など)を持つ心がけを大切にすれば、自分が困難に遭遇した時の支えになる。流行や仲間内の意見に左右されない自分の心の遊び場、喜びの場所、希望の灯をともす場所。
そんな作品が、こちらの作品です。
今、理解できないとしても、この先、希望の場所となるでしょう?
ゴンドラのように揺れ動く人生は心のようにコロコロ変わるけど、引っ掛かりのモノがあれば、希望を持ち、忍耐強く生きていける。
スコットランド民謡の耳馴染みのある曲がいいですね。きっとどこかで聴いたことがある方も多いでしょう?
コンビニでスコッチのハイボールと欧米の麦芽のビールで乾杯しました。
黒澤作品の中でも完成度の高い『生きる』を何故リメイクするのかと思ったが、劇場の客層を見て意義が分かった。
我が国の教育では漱石を読むことはあっても黒澤を観る機会はないので洋画とはいえ再認識させる効果がある。