泥の子と狭い家の物語 作品情報
どろのことせまいいえのものがたり
不動産屋曰く「ちょっと狭めですけど、みんなが幸せになれる家」に暮らす内田一家。様々な問題を抱えながらも、幸せな日々を過ごしていたある日、加賀美玲子(月丘七央)と名乗る女が祖母・松子(四天王寺紅)の介護にやって来る。だが、加賀美が来るようになってから、どうも母・康子(田中美里)の様子がおかしい。娘の小豆(織田ひまり)が訴えるも、事なかれ主義の父・幸男(有田洋之)はまともに取り合わない。そんななか、鍼灸師だという加賀美は、幸男の酷い腰痛を一瞬にして治し、彼の再就職を叶えるのであった。康子も明るさを取り戻し、少しギスギスしていた夫婦仲も良くなったように見えた。そうして加賀美は内田家に居着いてしまうが、加賀美の行動は徐々にエスカレートしてゆく。家事、食事、小豆の進路や交流関係、果ては下着の色にまで口を出し、家族から自由を奪おうとするのだが……。
「泥の子と狭い家の物語」の解説
ラジオドラマも制作された、オカモト國ヒコ原作による舞台を映画化。様々な問題を抱えながらも平凡に暮らす内田家に、ある日、加賀美と名乗る女が祖母の介護にやって来る。最初は幸せを運んでくる天使のように見えた加賀美だったが、徐々にその正体を見せ始め……。出演は、ガールズポップユニット BREAK TIME GIRLSの織田ひまり、「もみの家」の田中美里、宝塚歌劇団出身の月丘七央。監督は、本作が長編デビューとなる西岡眞博。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2022年12月2日 |
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キャスト |
監督:西岡眞博
原作:オカモト國ヒコ 出演:織田ひまり 田中美里 月丘七央 有田洋之 筒井俊旭 四天王寺紅 藤井佳代子 早坂風海 湯浅崇 |
配給 | ベストブレーン |
制作国 | 日本(2022) |
上映時間 | 117分 |
公式サイト | https://doronoko.com/ |
(C)チーム谷四
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予告編動画
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ユーザーレビュー
総合評価:4.67点★★★★☆、3件の投稿があります。
P.N.「garp」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2023-01-23
予告編とポスターから、社会派の映画?と思いながら、観たら、開始1分で爆笑してました。テーマは確かに昨今、問題となってるテーマではありますが、全体はファンタジーであり、ホラーであり、あくまで娯楽作品です。誰もが身につまされる部分もあり、同行者は大泣きしていました。辻褄が合わないところとか、これ要る?って感じる部分も確かにありますが、映画に正解を求めるような見方はこの映画には合わないと思います。頭空っぽにして見ると、面白くて、怖くて、じわっといろいろ考えさせられる、なかなかに楽しいエンターテイメント作品だと思います。