P.N.「創造物を超えて~アメリカンなナイト物語~」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2022-12-15
まるで、おとぎ話のような世界。
原作をアメリカンで、現代風な大胆なアレンジで、と言ったところでしょうか?
作品全体を通して、心地良い鑑賞感、ストーリーも、演出も、演技や様々な点に於て、
満足度高め。
こう言う古典的でダークな、おとぎ話と言うファンタジーが好みなら、久しぶりに本物を観たと感じるでしょう?
クリスマス、聖母などキリスト教と深そうなので、宣教師や修道院関連の方なのかもしれない?
物語も、生み生まれると言う点では、母親の体内から生まれたものと同一なのでしょう?
母性が生み出した物語の中で息子は、勇敢な男に成長する。
神と言う体内、それは、母性であり、促す力は父性とも言える。偉大な者の傍らに偉大な聖母あり。
最後のシーンは、創造物に囚われるなかれと語りかけるよう、愛と希望と光に溢れた作品。
クリスマス間近のこの時期に鑑賞できて幸です。