生きる FROM NAGASAKI 作品情報

いきるふろむながさき

生きる FROM NAGASAKIのイメージ画像1

1945年8月9日11時2分、広島に続き長崎も原爆投下の惨劇に見舞われた。多くの犠牲者が出たなか、生き残った人もたくさんいる。『長崎の鐘』の作者で医学博士の永井隆と一緒に救護活動を行った女性も健在であるが、年月とともに変化が現れてきた。終戦直後、家に立ち寄ったアメリカ兵にオルガンを弾くように言われ、演奏した少年がいた。彼らは毎日のようにやってきて、『きよしこの夜』を歌っていた。いつしか彼らとのコミュニティができ上がり、ある将官が妹を自分の娘にしたいと言い出した。その少年だった武立進一は、その思いを蘇らせるため、とある教会に向かう。被爆者のなかには、いまだに被爆体験を話してこなかった者もいる。原爆の事実が風化されつつあることが、ある家族のやり取りでも見られた。団らんのなか、原爆を知らない親戚に「当事者の気持ちがわからんか!」と叱責したことを思い出す被爆者もいる。そして、多くの者が、皆に支えられて生きてきたと言う。差別や偏見がある一方、支え合う人々の思いも存在し、それぞれの生きてきた思いが綴られる。

「生きる FROM NAGASAKI」の解説

「a hope of NAGASAKI 優しい人たち」に続く、長崎被爆者の証言を集めたドキュメンタリーの第2作目。『長崎の鐘』の作者で医学博士の永井隆と一緒に救護活動を行った少女や、アメリカ兵のためにオルガンを演奏した少年などの思いを綴る。監督は、「旅のはじまり」の松本和巳。

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公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2022年8月19日
キャスト 監督松本和巳
出演武立進一 平山和郎 椿山政子 中村京子 城崎尚道 西村勇夫 中井澄子 北浦キヨ子 井上久子 冨田かほ
配給 テンダープロ
制作国 日本(2022)
公式サイト https://nagasaki2.cc/

(C)映画「生きる FROM NAGASAKI」製作委員会

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-01-24

この映画を観て、とても感動した。これは長崎被爆者の証言を集めたものだが、あまりにもインパクトがあったからだ。私はこれまで戦争に強い関心があったが、あらためて戦争とは何かについて考えさせられた。素晴らしい作品だと思う。

最終更新日:2024-02-03 16:00:01

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