P.N.「雪風」さんからの投稿
- 評価
- ★★☆☆☆
- 投稿日
- 2023-11-22
三姉妹の名前を聞いたとき欽ちゃんの「わらべ」やんと笑っていました。内容はいいんやけどとにかくダラダラと長い。三ツ瀬を神秘的な世界にしてほしい。現世と区別しにくい。テレビドラマで充分でしょう。寺島しのぶさんは適役でした。
てんまそうのさんしまい
総合評価3.33点、「天間荘の三姉妹」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
三姉妹の名前を聞いたとき欽ちゃんの「わらべ」やんと笑っていました。内容はいいんやけどとにかくダラダラと長い。三ツ瀬を神秘的な世界にしてほしい。現世と区別しにくい。テレビドラマで充分でしょう。寺島しのぶさんは適役でした。
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
遅すぎた家族愛に感動する邦画。
本年度ベスト。
生死を彷徨う人達が過ごす天間荘。
生きるか死ぬのかを自分で決めるまでそこで暮らすストーリー。
天間家のお局、恵子(寺島しのぶさん)はかなりガラが悪い(笑)
長女のぞみ(大島優子さん)は若女将の姿より眼鏡の私服の方が美しい。
次女かなえ(門脇麦さん)は予想外のイルカのトレーナー。門脇さんって何でも出来る女優さんって感じ。
三女たまえ(のんさん)。生死を彷徨う中、天間荘で働く展開。
相変わらず滑舌が良すぎる(笑)
中盤。本作はある自然災害に絡めた作品と知る。
災害で自ら望まなく亡くなった人達。
天間荘で自分で生死を選択出来る展開で登場人物がどちらを選択するのかが見所と言った感じ。
マスクにサングラスの怪しいタクシー運転手。
絶対に何かあると思いきやからの正体が良かった。
どこかで聞いた「お逝きなさい」のセリフに?
本作はテレビドラマのスピンオフだったのね( ´∀`)
昔から、あの世とこの世は、隣り合わせと言ったり、この世は、既にある世界の写し世とも言われたりする。
そう言うベースがあるから、ド派手な演出と言うより、より、身近な感覚で作られた作品で、かつては遠くにあった世界が、もう身近な世界に変わった意識の変化を感じる。
私たちには語り尽くせない見えない世界が、様々な次元がある事を耳にはするし、より納得できる内容だろう?
人間には、ジェネレーション・ギャップとは別に、次元ギャップが存在する。
要するに、10階建てのビルから眺めて発言する人間と地上から発言する人間。
その見えている世界が違うので、噛み合わない状況が生まれる。
だからといって、それぞれ、この世は学舎、自分だけが特別でもない。
どんな人間も、その人間にとって必要な場所にいる。
ただ、後ろ向きに生きるか、前向きに生きるか、だ。
人生は、川の流れのように、流れたものは、もう、記憶の彼方。
私たちは、今しか生きられない。
今を生きられる価値、命の重み、どんなに有り難い事かを気付かせてくれる作品です。