P.N.「雪風」さんからの投稿
- 評価
- ★★☆☆☆
- 投稿日
- 2024-03-22
はっきり言ってなにがなんだかわけわかりませんでした。宇野祥平さん、最近よく観るようになりました。ほんま、上手やしなんでも演じられるバイプレイヤーですね。好きな役者さんです。
よるとりたちがなく
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はっきり言ってなにがなんだかわけわかりませんでした。宇野祥平さん、最近よく観るようになりました。ほんま、上手やしなんでも演じられるバイプレイヤーですね。好きな役者さんです。
胸糞悪い男女でも幸せっぽくなれるみたいな作品。
本年度ベスト級。
唯一の前情報のオフィシャルのあらすじ通りのストーリー。
それ以上でも以下でも無かった感じ(笑)
同棲中の彼女に逃げられた小説で一発当てたものの二作目が書けず苦悩する慎一。
子連れのバツイチで住むところが無くなり慎一の家を借りて暮らす裕子。
この二人が胸糞なんだけど、胸糞同士のラブストーリーって感じ。
裕子の一人息子のポイントが高目。
正に「子は鎹」的な存在。
慎一と裕子の意外な繋がりにビックリ。
実際にあり得そうな関係。
本作で一番驚いたシーンって感じ。
意外と子供好きの慎一が印象的。
海岸で子供と遊ぶ姿は本当の親子の様。
旦那に捨てられた裕子。
夜な夜な男と遊ぶんだけど、あるシーンで「今日はまだ誰ともヤッテ無い」のセリフがムカつく(笑)
タイトルの意味は不明。
多分、慎一と裕子の夜の行動を表していると自分的に理解。
その時のラブシーンは流石の本作の監督の映し方が絶妙って感じ。
お見事です。
「だるまさんが転んだ」で笑えたのは初めてかも( ´∀`)
なんと言っても松本まりかが良い。
ドラマ『竜の道』から気になり出したが、遂に傑作に巡り逢った。
甘ったるい声なのに、拒む時の怜悧な目つきに引き込まれる。
そして、拒みきれずに口を吸って求めてしまう、成熟した女をしなやかに演じた。
月明かりに光る頬も美しい。
照明の勝利か。
今更、城定監督の演出を誉めてもしょうがないが、心の襞を丁寧に見せて楽観だけでも悲観だけでもない人生を受け入れる。