PITY/ある不幸な男 作品情報

ぴてぃあるふこうなおとこ

ティーンエイジャーの一人息子と小綺麗な家に暮らし、健康で礼儀正しく、概ね身だしなみもいい一見何不自由ない弁護士の男。しかし、彼の妻は不慮の事故により、昏睡状態に陥っていた。その日常は妻を想ってベッドの隅で咽び泣き、取り乱すことから始まる。彼の境遇を知り、毎朝ケーキを差し入れる隣人、割引をするクリーニング屋、気持ちに寄り添う秘書など、同情心から親切になる周囲の人々。この出来事がもたらした悲しみは、いつしか彼の心の支えとなり、次第に依存してゆく。そんなある日、奇跡的に妻が目を覚まし、悲しみに暮れる日々に変化が訪れる。やがて楽園を失った男は自分自身を見失い、暴走していく……。

「PITY/ある不幸な男」の解説

カンヌ国際映画祭脚本賞受賞作「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」のエフティミス・フィリップが脚本を手掛けたサイコスリラー。事故で昏睡状態に陥った妻を抱え、周囲に支えられて暮らす男。妻が目覚めた時、男の狂気が覚醒する。監督のバビス・マクリディスはギリシャの新鋭。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2021年10月8日
キャスト 監督バビス・マクリディス
出演ヤニス・ドラコプロス エヴィ・サウリドウ マキス・パパディミトリウ ノータ・ツェルニアフスキー ジョージナ・クリスティオティ ニコス・カラタノス エヴドシア・アンドロウリダキ コスタス・コトゥラス パナギオティス・タースリス
配給 TOCANA(提供:シノニム)
制作国 ギリシャ=ポーランド(2018)
上映時間 99分

(C)2018 Neda Film, Madants, Faliro House

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最終更新日:2024-07-03 22:38:41

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