P.N.「ラング」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-03-14
過去に見た日本映画のなかでは(私的には)最高の映画でした。地方の関係のない場所の、古いアパートとか市営住宅で全く縁のなかった仕事をしながら暮らしてみたいという願望があるので、もはやその願望にドンピシャとあてはまる映画でした。
小説を読むと、その中に生と死が奥深くしまわれているのがよくわかります。
富山に行ってみたい…な。
かわっぺりむこりった
総合評価3.75点、「川っぺりムコリッタ」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
過去に見た日本映画のなかでは(私的には)最高の映画でした。地方の関係のない場所の、古いアパートとか市営住宅で全く縁のなかった仕事をしながら暮らしてみたいという願望があるので、もはやその願望にドンピシャとあてはまる映画でした。
小説を読むと、その中に生と死が奥深くしまわれているのがよくわかります。
富山に行ってみたい…な。
ムロツヨシさんが適役です。7の段はあの世で十王に裁きを受ける日数の事。(9は一周忌、10は三回忌)白ご飯、味噌汁、漬物、塩辛がすき焼きより美味しそうでした。音楽もよかった。夏の暑さを映画と共有しました。
“川っぺり”は社会の底辺の擬似と感じたが、そこに住む人々の親や伴侶、住人の死を背景に、極端な隣人や誠実な雇用主、大家との関係が適度な笑いと共に心に沁みる佳作。
電話とイカが奇妙なペーソスを振り撒いている。
キャストが豪華。江口のりこ、それだけ?
奥が深いテーマを終始笑いのある緩い展開で表現した感じの邦画。
本年度ベスト級。
緩くて笑える作品。
ある理由で田舎の古アパートに住みながら塩辛工場で働く松山ケンイチさん演じる山田。
仕事もせず野菜を育て生活するムロツヨシさん演じる島田。
未亡人でアパートの管理人の満島ひかりさん演じる南。
この三人が中心に展開するストーリー。
他人と関わりたくない山田と、山田にご飯をたかる島田の掛け合いが面白い。
墓石売りの吉岡秀隆さん演じる溝口親子は不気味(笑)
食事のシーンが多目なんだけど、白ご飯、塩辛、漬物など質素な物しか出ないけど美味しそう。
孤独死した山田の父親の骸骨を巡るストーリー。
未亡人の南。
旦那を今でも愛し続けている表現方法がエロい(笑)
山田の父親や南の旦那の死を観る人かどのように感じるのか?
そんな事を作者は表現したかったのかと自分なりに解釈。
ラストシーンはダサいんだけどハッピーエンドな感じで良かったです。
不法投棄されたゴミの山。
ゴミが何故か新しい感じに違和感が気になります( ´∀`)