ハッピー・オールド・イヤー 作品情報
はっぴーおーるどいやー
留学先のスウェーデンでミニマルなライフスタイルを学び帰国したデザイナーのジーン(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)。かつて父親が営んでいた音楽教室兼自宅の小さなビルで、出て行った父を忘れられずにいる母、自作の服をオンラインで販売する兄と3人で暮らす彼女は、家をリフォームしてデザイン事務所にすることを思い立つ。理想的なオフィスを目指し、モノにあふれた家の“断捨離”を進めていくジーン。洋服、レコード、楽器、アルバムといった友達から借りたままだったモノを返して廻るが、彼らの反応は千差万別で、なかなか思うように断捨離は進まない。そんななか、かつての恋人エーム(サニー・スワンメーターノン)から借りたカメラを見つけたジーンは、処分に困りながらも小包として送り返すが、受取を拒否されジーンのもとに戻ってきてしまう……。
「ハッピー・オールド・イヤー」の解説
タイ映画界の新世代の旗手ナワポン・タムロンラタナリット監督による日本劇場初公開作。海外留学から帰国したジーンは、かつて父が経営していた音楽教室兼自宅の断捨離を行い、自分の事務所にしようとするが、借りた物や写真の思い出が蘇り片づけは一向に進まない。主演は「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」のチュティモン・ジョンジャルーンスックジン。第15回(2020年)大阪アジアン映画祭でグランプリを受賞。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2020年12月11日 |
---|---|
キャスト |
監督:ナワポン・タムロンラタナリット
出演:チュティモン・ジョンジャルーンスックジン サニー・スワンメーターノン サリカー・サートシンスパー ティラワット・ゴーサワン アパシリ・チャンタラッサミー |
配給 | ザジフィルムズ=マクザム(協力:大阪アジアン映画祭) |
制作国 | タイ(2019) |
上映時間 | 113分 |
公式サイト | http://www.zaziefilms.com/happyoldyear/ |
(C) 2019 GDH 559 Co., Ltd.
動画配信で映画を観よう! [PR]
予告編動画
※音声が流れます。音量にご注意ください。
※一部ブラウザ・スマートフォンに動画再生非対応がございます。
ユーザーレビュー
総合評価:3点★★★☆☆、1件の投稿があります。
P.N.「ige」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2020-12-14
期待してたけど残念だった感じ。
共感する所とそうではない部分の差が有り過ぎて満足度はそれほどでも無かった印象。
タイ映画。断捨離系。
スウェーデンでシンプルなミニマルのライフスタイルを学んだ主役のジーンがタイの実家にそれを取り入れようとするストーリー。
実家は物に溢れていて断捨離を決行。
煌めかない物は捨てていく中。
人に借りたものは捨てることが出来ず、借り主に返して行く展開。
そんな中、断捨離と人間関係をダブらせた脚本だと気が付いてからは、なかなか面白かった。
人間関係も断捨離と同じ。
煌めかない人とは疎遠になるし。
一方的に謝って自己解決。
相手の事なんて関係無し。
そんな感じのあるある感が胸に刺さる感じ。
大切な思い出は自分にしか解らない所が悩ましい。
予想外に良かったのが作品で流れる音楽。
スローの楽曲が全て心地よかった。
朝イチの観賞だったら心地よい音楽に眠ってしまったかもしれません(笑)
タイは燃えるゴミも燃えないゴミも分別しないで捨てられるのは便利そう( ´∀`)