れいこいるか 作品情報

れいこいるか

1995年、神戸。阪神淡路大震災により一人娘のれいこを亡くした伊智子(武田暁)と太助(河屋秀俊)。徐々に関係が悪化していくなか、やがてふたりは離婚、それぞれの生活をスタートさせる。淡々とした日常を送る伊智子と太助だったが、次第にふたりはれいこの死を受け入れていく。そして2018年、久しぶりに再会した伊智子と太助は、れいことの思い出の水族園へ向かい、イルカショーを見るのだった……。

「れいこいるか」の解説

いまおかしんじ監督が、1995年の阪神・淡路大震災直後から原案を温め、震災後25年の節目を前に作品化したヒューマンドラマ。震災によって娘を亡くしたことをきっかけに関係が悪化し、離婚した夫婦の葛藤と絆を、長田や三宮など神戸の街並みを舞台に映し出す。妻・伊智子を関西演劇界で活躍する武田暁、夫・太助を「カゾクデッサン」の河屋秀俊が演じる。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2020年8月8日
キャスト 監督いまおかしんじ
出演武田暁 河屋秀俊 豊田博臣 美村多栄 時光陸 田辺泰信 上西雄大 上野伸弥 石垣登 空田浩志
配給 ブロードウェイ
制作国 日本(2019)
上映時間 100分
公式サイト https://reikoiruka.net-broadway.com/

(C)国映株式会社

動画配信で映画を観よう! [PR]

予告編動画

※音声が流れます。音量にご注意ください。
※一部ブラウザ・スマートフォンに動画再生非対応がございます。

ユーザーレビュー

総合評価:4点★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「Kooshikondo」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2020-08-15

想像力を掻き立てさせられる作品だった。
失明したヒロインがいつの間にか眼が見える様になっていた事について、最初は違和感を感じたが、それを言うなら何で見えなくなったのか?また何で治ったのか、観るものが勝手に想像すれば良いのではと思い直した。
この映画は全編そのスタンスで観れば良いのだと思った。
23年間のヒロイン伊智子の有る意味奔放な生きざまや、前向きさ、そして無き子供への思い等、人間の、女性の逞しさや温かさが描き出されていた。
そしてヒロインを演じた武田曉さんが恐らく大半は素のままで、そして決めるときは演技力でちゃんと決めてくれたのが良かった。
久しぶりに見た後に残る作品だったと思う。

最終更新日:2023-10-13 02:00:03

広告を非表示にするには