P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2022-05-25
また本篇は主人公の愛の喪失と復活の物語でも在るような気もして来る。「死者への愛」と云う異常な形で
あんぐすとふあん
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また本篇は主人公の愛の喪失と復活の物語でも在るような気もして来る。「死者への愛」と云う異常な形で
映画〈復讐するは我にあり〉今村昌平監督作品見たいくドキュメンタリーなtouchで不条理な連続殺人事件
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
ヤバいという前評判を聞いていた作品。
実在の「ヴァルナー・クニーツェク」の犯行を文字で読んだ後だったからかもしれないが、この映画の男の犯行は少しあっさり+場当たり的でヘタクソ・手際が悪いように感じてしまった。
「計画性があると思い込んでいる」奴が「場当たり的に」犯行を犯すのは皮肉な笑いにつながるのかもしれない。
(殺害計画が狂って動転している辺りは変な笑いを感じられる)
カメラワークと音楽で凄くイヤな感じを与えてくるが、行動描写自体はあっさり目+↑の通り場当たり的なので少しシュールさも伴うものだった。
今この映画は2回観ました。主人公の行為そのものを追うのではなく精神面を追う、心理の変化を想像しながら観ると、とても奥深いと思います。37年の歳月が過ぎても斬新さはそのままで、とても洗練された作品であると思います、もちろん星は5つ星です