ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち 感想・レビュー 1件

らんぶるえいがかいをゆるがしたいんでぃあんたち

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P.N.「くみこ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-09-20

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

副題を読まないとピンとこない。ランブリン?何? まず思った。
驚いたことに、ネイティブアメリカンの音楽とブルースがそっくりだということだ。このタイプの音が、ネイティブアメリカンのオリジナルとは全く知らなかった。
このドキュメンタリーで、ビートルズやクラプトンたちまでが、影響されていたといっている。驚きだ。彼らが体から出せなかったリズムなので、きっとネイティブアメリカンのロビーロバートソンやジェシーデイビスたちと演奏したかったんだと勝手におもった。
この映画はアッパチ族のスティビーサラスと モホーク族のティム ジョンソンのアイデアらしい。

現在、米国社会が『構造レイシズム』に着眼しているから、いままで、見落とした、見向きもしなかった、ネイティブアメリカンの功績に名誉をを与えた作品だと思う。『無視してごめんなさい。ネイティブアメリカンのおかげで、アメリカの音楽(音)の基礎づくりができた。それが海外に派生していったんだよ』と。我々に社会の『見落とし』を意識化させるいい映画だと思う。

最終更新日:2023-09-08 02:00:03

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