デンジャー・クロース 極限着弾 作品情報
でんじゃーくろーすきょくげんちゃくだん
1966年8月18日未明、南ベトナム。ヌイダット地区にあるオーストラリア軍司令部の基地を、ベトコン部隊が急襲。翌朝土砂降りの雨の中、ハリー・スミス少佐(トラヴィス・フィメル)率いるオーストラリア軍D中隊は、迫撃砲の発射地点を突き止めるため偵察に向かう。しかし、小隊に属する兵たちは平均年齢21歳の徴集兵で、経験が圧倒的に不足していた。素人同然の徴集兵を率いることに意義を見出せないでいた少佐は、オリバー・デビット・ジャクソン准将(リチャード・ロクスバーグ)に特殊部隊への異動を希望するが、却下されたのであった。第10、11、12の3小隊に分かれて前線を進むなか、ロングタンのゴム園に差し掛かると第11小隊がベトコン兵と遭遇。交戦となるがベトコン兵は散り散りに逃げていく。小隊はさらに前進するも、既にベトコン兵の大軍に囲まれていた。自らの命を顧みないベトコン兵は容赦なく機関銃掃射で襲い掛かる。四方八方から銃撃を受け、戦闘開始からわずか20分で28人構成の小隊のうち半数以上が負傷。味方からの応援部隊も近づけない遮蔽物の少ない森林地帯で、小隊は絶体絶命の状況に追い詰められる。ベトコン兵から放たれる機関銃の嵐のなか、少佐は、目前にいる敵へ後方から迫撃砲を撃つ極限着弾(デンジャー・クロース)を基地へ要請。それは味方に対して超至近距離で撃つことになり、小隊が全滅してしまう危険な作戦であった……。
「デンジャー・クロース 極限着弾」の解説
ベトナム戦争でオーストラリア軍が参戦した伝説の激戦“ロングタンの戦い”を再現する戦争ドラマ。1966年8月、ハリー・スミス少佐率いるD中隊は、ベトコン部隊の偵察に向かうが、遮蔽物の少ない森林地帯を進む第11小隊に容赦ない機関銃掃射が浴びせられる。出演は「荒野にて」のトラヴィス・フィメル、「X-ミッション」のルーク・ブレイシー、「サンクタム」のリチャード・ロクスバーグ。監督は「殺し屋チャーリーと6人の悪党」のクリフ・ステンダーズ。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2020年6月19日 |
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キャスト |
監督:クリフ・ステンダーズ
出演:トラビス・フィメル ルーク・ブレイシー リチャード・ロクスバーグ アレクサンダー・イングランド ダニエル・ウェバー アーロン・グレナン ニコラス・ハミルトン マイルズ・ポラード マット・ドーラン アンソニー・ヘイズ |
配給 | 彩プロ |
制作国 | オーストラリア(2018) |
上映時間 | 118分 |
(C) 2019 TIMBOON PTY LTD, SCREEN QUEENSLAND AND SCREEN AUSTRALIA
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ユーザーレビュー
総合評価:4点★★★★☆、2件の投稿があります。
P.N.「ige」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2020-08-31
ずっと固まって観ていた感じ。
「特別な荷」以外に女性は登場しません。
戦場の悲惨さを訴えるような作品。
前線でベトコンに囲まれたオーストラリア兵を救出するストーリー。
援軍も出せず基地からの迫撃砲で援護するんだけど、味方の10メール位先のベトコンに着弾させるシーンが凄い。
あんなに正確に着弾させる事が出きるのか?
GPSも無い時代。
気になるところ。
銃撃戦のシーンより、静かになった前線の方が恐怖感があった感じ。
いつどこから撃って来るのか?
涌き出る様な死を恐れないベトコン達の数もハンパ無い。
事実を踏まえた作品と言う事にも驚き。
最前線に弾薬を補給する方法が雑なんだけど合理的。
アメリカ軍の戦闘機は何もする事が出来ず。
あっけなく飛び去らないで欲しかった。
装甲輸送車がメチャクチャ早い。
そしてそれが天使の様に見るのは観賞した人なら誰もが思うところ。
唯一、ホッコリしたのは迫撃砲の砲兵。
みんな上半身裸のマッチョマン。
彼らじゃないと重たい砲弾は装填できませ( ´∀`)