2人のローマ教皇 感想・レビュー 3件

ふたりのろーまきょうこう

総合評価5点、「2人のローマ教皇」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「キリスト教マニアとしては」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-12-22

役者としては好きなジュード・ロウのドラマ「ピウス13世」のありえなさに憤る者としては、本作は空想とはいえ戦後のローマ教皇のあり方の縮図として納得できる。フランシスコがイエズス会出身であることが南米出身より大きな壁となっていたこともよくわかる。同じくフランシスコを描いた「ローマ教皇になる日まで」との整合性、補完性も素晴らしい。冒頭のコンクラーベでベネディクト=ラッツィンガー枢機卿とマルティニ枢機卿がライバルと目されていたこと、イタリア人マルティニが同じイエズス会のフランシスコに票を回そうとしていたくだり、日本でもたくさん翻訳されてるマルティニの読者としてはとても嬉しかった

P.N.「Pope Francis」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-12-17

期待以上の作品でした。コメディドラマと書いてありましたが、いまのカトリック全体にかかわる真剣な問題を二人の教皇が徐々に理解し合って、受け入れている様子を心温まるタッチで進めていく素晴らしい作品です。

P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-12-15

再現率がすごい。本人かと思ってしまうくらい。内容は、興味のある人向けだけど、同じタイプの映画に比べ、ストーリーがわかりやすく、取っ付きやすいのは、大きな長所。欧州の先進国以外からの、教皇選出の意義を、改めて考えさせられる。事件に興味のある方は、「スポットライト/世紀のスクープ」もお薦め。

最終更新日:2024-11-06 17:06:04

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