バーナデット ママは行方不明 感想・レビュー 2件
ばーなでっとままはゆくえふめい
総合評価4.5点、「バーナデット ママは行方不明」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
P.N.「南極点・難局を超えてん?(私は私)」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2023-10-03
秋の夜長、映画鑑賞にお勧めのハートフル・コメディ。
問題を解決するには、同じ状況・次元では解決できないと言う。
悲劇を変えるには対極のコメディに転換、あらゆる呪縛からの解放に、南極に行く、必要があった。
様々なシーンに、日本のモノを加えていますから、明らかに、南極と難局を掛けていますね、南極点ですから、難局を超えてん?と言うニュアンスでしょう?
全てが本格的なので、クオリティ高く仕上がっています。
♪ぞうさんのうたも、いいのよ誰に何と言われようと私は私なのあなたはあなたなのと励ましの歌。
悲劇の局面を変える旅、それは、正反対の世界へジャンプ、それが南極、コメディ、喜劇。ここでの喜劇は、ハッピーエンドを意味します。
最後の設計図のスケッチは、子供の頃よく書いていた自分なりの基地を思い出させてほっこりします。
遠い世界が、グッと身近に感じられました。
ル・コルビジェやフランク・ロイド・ライトの様な世界的に愛される作品だと思いますが、、、?
P.N.「ige」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2023-09-25
素敵な家族愛を描いた感動作。
本年度ベスト!
前情報一切無しで観たのが良かったのか、ラストの思いもしなかった展開に泣ける。
5週間後に南極旅行を計画した3人家族。
元建築家の妻、バーナデット。
IT企業に勤める旦那のエルジー。
娘のビー。
仲の良い家族なんだけど、妻のバーナデットが何だか怪しい雰囲気。
すんでいる家も怪しい。
序盤から何が起きるのか全く不明。
周りの人とあまり関係を持ちたくない感じ。
バーナデットの周囲で色んな出来事が発生する感じなんだけど彼女の心情がよく解らない(笑)
そんなバーナデットが元建築家と言う事が解ってからの展開が良かった。
ぶっちゃけ中盤までは全く刺さらない展開。
ところが後半の打って変わった物語が素敵過ぎた!
実際にはあり得ないストーリーなんだけど素敵な家族愛を表現していた作品。
エンドロールの水彩画が美しくも興味深い。
本作のジャンルはコメディーだったけど笑えるシーンは無かったのが不思議。
後半の展開がコメディーだったのか?
気になります( ´∀`)