劇場版Fate／Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 前編 Wandering;Agateram 感想・レビュー 2件

P.N.「甘えん坊将軍」さんからの投稿

評価

★★★★★

投稿日

2021-02-26

Fateと言えば本流のStaynightシリーズは観るけどほかの派生シリーズは観ないという人も多いかと思います
しかしこの映画を観ればその考え方はもったいなかったなと思えるくらいの力作に仕上がっています
前後編の前編にあたりますが見所はたくさんあります
個人的にはいつもやられ役のアサシンがこの映画では強くてカッコいいのがお気に入りかな
春公開の後編を前にチェックしておくことをお薦めしますよ

P.N.「ㅤ**」さんからの投稿

評価

★★★★☆

投稿日

2020-12-23

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

ところどころ作画が気になる点は確かにありますが、ゲームシナリオでは語られなかった主人公の心情描写にフォーカスした内容になっており、全編を通じてその変化とともに全体の画面の描写の（色彩というよりも、もっと広い比喩での）鮮やかさが増して行くのが非常に心に深く刺さりました。
見ると主人公のことが心配になる、とは声優さんの談ですが、まさにその通りの感情を抱き、後編の公開を首を長くして待っている状況です。
作画に言及しましたが、後半のアクションシーンでは没入し手に汗を握ってしまうくらいの場面もあります。
後編への前座ということもあり、この映画だけでは何も解決せずに、謎や辛さばかりが募る終わり方で、映画館をすっきりとした気持ちで出ることは出来ませんでした。しかしそれは、今までずっと見えなかった彼の苦しみを、制作陣の方々の解釈した一つの形で目の当たりにしたことによって、心を揺さぶられたことに他ならないのだと思いました。私はこの映画が大好きです。