P.N.「教育映画なのに、感動します」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-05-04
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
吉祥寺の映画館で、「星に語りて」と書かれたポスターを見てたら、何故か、このダウン症の主役と目が合ってしまった気がして。
たまたまこの映画の監督が、吉祥寺の映画館に来ているそうでしたので、監督の挨拶付きとのことで見て見ようとチケットを買いました。
これが実際の障害者が出ているらしくて、確かにそんな感じがしました。
そんなに予算を掛けられなかったのか、さすがに東邦大震災の津波のシーンは本物の映像を使ってましたが、そんなに違和感を感じませんでした。
それよりも天災などが起きると、平時では普通に暮らしていた障害者達も危機になると嫌がられ、差別されて亡くなっていくのは、人災だな、と思いました。
危機になるとどうしても、人間は自分のことばかりに目がいってしまいますが。確かに体育館で共同生活をしたら、障害者のことまでは気が回らないのかもしれないなあと感じさせました。
そんな障害者が、次々に亡くなっていくのですが。暗い話でも最後は明るく終わっているのが良かったです。
実際の話を映画化しているので、再現ドラマのような演出も感じられましたが。
私は劇場で観れて良かったと思いました。