P.N.「さかなやさい」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-07-07
本日見てきました。
長年生きてきた習慣や性格を変えるのは難しいのだなと痛感しました。また人生は空回りする時があるのだなと思いました。
香取慎吾のダメな人間の演じ方が絶妙で吸い込まれすぎて、見てるのがしんどくなりましたが最後まで見てよかったです。2時間あっと言う間でした。
なぎまち
本日見てきました。
長年生きてきた習慣や性格を変えるのは難しいのだなと痛感しました。また人生は空回りする時があるのだなと思いました。
香取慎吾のダメな人間の演じ方が絶妙で吸い込まれすぎて、見てるのがしんどくなりましたが最後まで見てよかったです。2時間あっと言う間でした。
迫力があり、香取慎吾さんの演技力に圧倒されました。最高傑作です。
凪待ち、本当に素晴らしい映画でした!!✨✨✨心揺さぶられ涙が止まりませんでした。香取慎吾さんの演技が素晴らしく、キャストもみなさんもほんとに素敵です。香取慎吾さん、白石和彌監督の代表作になる日本が誇る映画だと思います‼︎
ろくでなしでどうしょうもない香取慎吾役の郁男…映画を見て泣けるのは、そんな郁男と周りの人達の暖かさや優しさのせいでしょうか。
隣に座っていた、若い男の子が、泣いていた。前の御夫婦も…知らぬ間に私も涙が落ちた。
演出、演技、台詞に無駄の無い脚本…素晴らしい!
最後、救われる気がした。
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
この映画は、駄目ダメ男が再生する映画です。
一度どん底まで落ちて、駄目さマックスになってから、なんとか立ち直る話です
傷だらけになった東北の被災地となんとなく擬人化して被ってみえました。
とにかく、香取慎吾さんがアイドルとは思えない、脂ぎった中年駄目男にしか見えず、本当に凄い存在感でした。
周りの俳優さんたちの存在感も素晴らしく、とにかくサスペンスでもあり、ヒューマンドラマでもあり見応え抜群です
とにかくよかったです。
香取慎吾の迫力ある演技と表情、出演者の皆さんもとてもすばらしかったです。
津波と穏やかな海。
郁男と同じだと思った。
映画が好きだけど、邦画が面白くなくて洋画ばかり観てる人に観て欲しい。こういう映画を大切にしていかないと。女性よりも男性の方が共感できるだろう。
内容は男がギャンブル好きな男がどこまでも転げ落ちていく話。ろくでなしが事件によって自暴自棄に荒れ果てていく。あれだけ負の連鎖が続くと主人公じゃなくても荒れるはず。彼を助ける人はいるのか。観て欲しい。
香取慎吾さんの演技力が凄く、アイドルだったことを忘れてしまう。郁男にしかみえない。本当に良い演技だった。脇を固める宮崎吐夢さんや吉澤健さんの演技が光ってた。 これからの日本映界に幸あれ。
悲壮感が堪らない。ギャンブルに狂う表情も堪らない。どれも今までに感じたことのない香取慎吾がそこにいた。とんでもないものを引き出してくれた。いや、本来こういう人物なのかもしれないとさえ思えた。それに周りに揃いに揃った素晴らしい役者たち。2時間全く飽きさせない脚本。
犯人探しが重要な作品ではない。地の底まで堕ち絶望を味わった一人の男に見えたわずかな希望に安堵した。
スッキリ観終わった筈が、すぐに観たくなる中毒性もある。誰かに言いたくてたまらなくなる。エンディングも必見。久しぶりに良質な映画を観た。
いい作品だった。
話に引き込まれて、何度か涙が出てきた。
別の角度(視点)でも観たいので、また行きます。
他の白石監督の映画も観てみたくなった。
とっても良かった。
主人公は誰から見てもダメな男と言えるのだろうけど、ハラハラしながら見守っている気持ちになり、最後には愛おしくさえ思えます。
ストーリーが意外性に富んでいて、最後まで夢中で観てしまいました。
ギャンブル依存の郁男演じる香取さんをはじめ全てのキャストが人間臭く完璧な演技と存在感を放ちお見事。
一度観て依存や縁・愛についてなどよく考えてみて欲しい。
心配していたバイオレンスについては苦手な私でも大丈夫でした。
最後に見えてくる微かな希望とエンドロールまで見逃さないで。
白石作品の中では一番好きだと感じた作品。バイオレンスもあるのだが、見終わった後の心情が暖かいままというなんとも不思議な感覚にさせてくれる。
感情と状況を訴える画面と演者達の熱演とそのすべてのバランスがとても良く、物語上でいらない説明は全て省かれたことで生まれる余韻がたまらなく良い。
ポスターでは推理サスペンス風の見出しがあるが、内容は人の喪失からの転落とそこからほんの光が見えるまでの、厚いヒューマンドラマだった。
しかし、物語というより世間に襲いかかる唐突な理不尽さを大きな視点から「誰が殺したのか」となぞらえているならば秀逸。
大小あれど喪失を経験しない人間はいない。その時の絶望も僅かな希望を見せられた時に心が震えるのも知っている。
僅かな光ではあるが、それでも救われたような凪を待ちわびるこの余韻は、傷つきながら大人になった心を暖めてくれるだろう。
金払って観るものではない
香取さんファンならいいが
時間の無駄
白石監督は、この手の作品は苦手なのか 全く面白くない
すごかった。映画が終わった後の放心状態がしばらく抜けず、頭の中が凪待ちの事でいっぱいになり、ちょっとカフェに寄って落ち着いてから帰宅した。今回は何も知らずに観て衝撃というか、感情を揺さぶられ過ぎたので、次は落ち着いて観に行きたい。
本当に色んな人に観て欲しい。
殺人事件の話ではなくて、ヒューマンドラマです。
ダメ人間の香取慎吾の演技に
見入ってしまいました。
辛くてどうしようもない男の周りの人の温かさも感じられる、白石監督の素晴らしい作品と思います。是非観てほしいです。
想像以上に香取慎吾がヤバかった。多く語らずとも、その佇まい、背中、目、表情から溢れ出る感情に苦しくなった。大きな体で暴れ回るシーンは恐怖と悲哀を覚えた。ギャンブルに溺れるろくでなしだが、どこか憎めない人の良さと愛らしさはSMAPとして愛されてきた彼の人間性がそうさせるのか。脇を固める俳優陣も皆が素晴らしい。舞台となった石巻の風景、海、人、街の姿からも喪失と再生を深く考えさせられる。良作。
映画で泣くことは、はっきり言ってなかったです。今までは…
この作品は、人間の深部に刺さるものがありました。生きるということは、何度でも再生出来る、堕ちるけど、立ち直れるという希望があるということ。見終わって顔を上げて前を見れる。そんな感想です
2回観ました。2回目の方が色々なことが見えてきて、より泣けた。何度も観たい傑作。次は原作を読んでから観ようと思っています。
香取慎吾の演技が圧巻。どうしようもない男なのに、憎めない。他の俳優陣も素晴らしい。特に吉澤健、圧倒されました。
人はどん底まで堕ちても立ち直れる、そう思わせてくれる。そうさせるのは人の優しさ、人との繋がり。震災からの復興もそうなのではないか。
是非エンドロールまで見逃さず、監督のメッセージを受け取って欲しい。
ギャンブル依存症の主人公。
ギャンブルから足を洗い前を向く覚悟の主人公に
ギャンブルの誘惑…そして最悪の事件…
更に追い打ちをかける様な出来事が起こり…
と重い辛い出来事が起こる。
自業自得の面もありどうしようもない男だが
純粋で不器用で優しい面が見え隠れし
手を差し伸べたくなる男を香取慎吾が見事に演じている。
その為一見優しすぎる周りの人間の行動が腑に落ちる。
震災を絡めた部分も見え隠れそれぞれの人生も明確にでは
無いが上手く表現されてて流石白石監督と思うと同時に
役者の上手さが際立つ。
どの役者も凪待ちの世界に溶け込んでて凄い。
物語も人間の弱さや強さ。脆さ狡さ優しさが凝縮された映画。
そしてエンドロール…最後まで見て欲しい。
白鳥監督の凄さが光る。
見た後も余韻が残り
又見たくなるような素晴らしい映画だと思う。
キノフィルムズは良質な映画を作っているという安心感と、香取慎吾×白石監督の化学反応に期待半分、不安半分で映画館へ。
観てる間ずっと主人公に『止めて!』と心で叫び続けて疲れたが(笑)、彼を取り巻く周囲の人々の優しさに涙。出演者が全てハマり役でキャスティングも素晴らしい。香取慎吾は若い頃ドラマでベトナム人を演じた時から凄い役者と思っていた。今後も闇、傷を抱えた役をやって欲しい。エンドロール必見。