P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2017-11-09
アメリカをはめた男、ではなく、アメリカにはめられた男、だった。バリーのキャラクターが、あっけらかんとしてノンポリシー、深く物を考えるタイプではないから、悲壮感はないが。演じたのがトム・クルーズだから、娯楽作品として成立していると思う。アメリカ現代史の裏側を書いた映画、というには、ややパワーが足りない。
ばりーしーるあめりかをはめたおとこ
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アメリカをはめた男、ではなく、アメリカにはめられた男、だった。バリーのキャラクターが、あっけらかんとしてノンポリシー、深く物を考えるタイプではないから、悲壮感はないが。演じたのがトム・クルーズだから、娯楽作品として成立していると思う。アメリカ現代史の裏側を書いた映画、というには、ややパワーが足りない。
政府や麻薬組織といった巨大な力をたった一人の男が華麗に煙に巻き、大金を巻き上げた痛快な作品……というのを想像していたが、観てみると、アメリカの闇の深さとその恐ろしさを感じさせる内容だった。この主人公を演じたトム・クルーズが実にかっこよく、最近はハズレ役続きだったところに、久々のはまり役と言えよう
トムクルーズ若い!!これにつきます(笑) 映像技術があるとはいえ、とても実年齢には見えない。だって最年少で最速でパイロットになった…あたりの画面なんて、本当にそれっぽく見えるし(^^) で、邦題は誤訳というよりもある意味皮肉なんでしょう。 そして内容ですが…トムファンのための映画ですね。
見たい映画でしたので、多々、登場する人物も印象的で、迫力感もあり、リアルに、ドキドキするような映画でした。