サラエヴォの銃声 作品情報
さらえぼのじゅうせい
2014年6月28日、第一次世界大戦勃発のきっかけとなった皇太子夫妻暗殺、通称サラエヴォ事件から100年。サラエヴォ最高級のホテル“ホテル・ヨーロッパ”では、記念式典が行われることになっていた。そのホテルの屋上では、ジャーナリストが戦争についてインタビューをし、式典に招待されたVIPは演説の練習をしている。さらに賃金未払いをめぐってストライキを企てる従業員たち。そんな混沌とするホテルに一発の銃声が鳴り響き、それぞれの運命が大きく交錯していく……。
「サラエヴォの銃声」の解説
ベルナール=アンリ・レヴィの戯曲『ホテル・ヨーロッパ』を原案に「鉄くず拾いの物語」のダニス・タノヴィッチ監督が映画化。サラエヴォ事件から100年。記念式典が行われる予定の高級ホテルで一発の銃声が響き、招待客や従業員たちの運命が大きく交錯していく。出演は、ボスニア・ヘルツェゴビナ出身の女優スネジャナ・ヴィドヴィッチ、「サラエボ、希望の街角」のイズディン・バイロヴィッチ。第66回ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)、国際批評家連盟賞受賞。
ベルナール=アンリ・レヴィの戯曲『ホテル・ヨーロッパ』を原案に「鉄くず拾いの物語」のダニス・タノヴィッチ監督が映画化。サラエヴォ事件から100年。記念式典が行われる予定の高級ホテルで一発の銃声が響き、招待客や従業員たちの運命が大きく交錯していく。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2017年3月25日 |
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キャスト |
監督:ダニス・タノヴィッチ
出演:ジャック・ウェバー スネジャナ・ヴィドヴィッチ イズディン・バイロヴィッチ ヴェドラナ・セクサン ムハメド・ハジョヴィッチ ファケタ・サリフベゴヴィッチ-アヴダギッチ エディン・アヴダギッチ アレクサンダル・セクサン リヤド・グヴォズデン |
配給 | ビターズ・エンド |
制作国 | フランス=ボスニア・ヘルツェゴビナ(2016) |
上映時間 | 85分 |
(C) Margo Cinema, SCCA/pro.ba 2016
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「PineWood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-04-13
ナレーション無しで一つの舞台の日常の営みを隈無く描き出すフレデリック・ワイズマン監督のドキュメンタリー作品を連想した。ホテルの最上階での女性インタビュアー、フロントの娘、裏で働くベテラン従業員の母親、棒を回転ダンスする酒場のダンサー、サラエボ事件百年際の歌声をリハーサルする女性教員と子ども、監視モニターに写し出されたVIP 室の演説練習画像、パワハラな支配人…。舞台装置は出来た!ウイリアム・アイリッシュのサスペンスの如く本編は進む♪