ワイルド わたしの中の獣 作品情報
わいるどわたしのなかのけもの
職場と自宅の往復を繰り返すだけの無機質な日々を送るアニア(リリト・シュタンゲンベルク)はある日、自宅のマンション前に広がる森で、一匹のオオカミを見かける。オオカミは彼女をじっと見つめ、森の中に姿を消した。嫌な上司ボリス(ゲオルク・フリードリヒ)にこき使われ、冴えない日々を過ごしていたアニアは、初めて触れる“野性”に心かき乱し、激しく惹かれていく。次第にオオカミに執着するようになった彼女は、あらゆる手を尽くして捕獲に成功。自宅に連れ込む。初めは、狭い部屋で暴れるオオカミに命の危険を感じたものの、次第に“彼”と心を通わせるようになり、それと共に秘められていたアニアの欲望が露わになっていく。狼の虜になったアニアは、食事を用意し、同じ部屋で眠り、まるで恋人のように接し始める。次第に野性に取り込まれ、人間として常軌を逸脱した行動を見せ始めるアニア。その様子に戸惑う周囲の人々。しかし、ボリスはそんな彼女の変化に興味を示す。やがて、心の隙間を埋めるかのように、アニアはボリスと関係を持ってしまう。果たして、人と獣の狭間で生きるようになった彼女を待つ運命とは……。
「ワイルド わたしの中の獣」の解説
狼を愛するようになった女性が野生化してゆく姿を描き、サンダンス映画祭で話題を集めたドイツ映画。嫌な上司のいる職場と自宅の往復を繰り返し、単調な日々を過ごすアニアは、ある日見かけた狼に激しく魅かれ、自宅で一緒に生活するようになるが……。メガホンを取ったのは、「バンディッツ」や「トンネル」などで女優として活躍したニコレッテ・クレビッツ。主演は「アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男」のリリト・シュタンゲンベルク。
狼を愛するようになった女性が野生化していく姿を描き、サンダンス映画祭で話題を集めたドイツ映画。嫌な上司のいる職場と自宅の往復を繰り返し、単調な日々を過ごすアニア。ある日見かけた狼に激しく魅かれ、自宅に連れ込み一緒に生活するようになるが……。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2016年12月24日 |
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キャスト |
監督:ニコレッテ・クレビッツ
出演:リリト・シュタンゲンベルク ゲオルク・フリードリヒ ザスキア・ローゼンダール ジルク・ボーデンベンダー |
配給 | ファインフィルムズ |
制作国 | ドイツ(2016) |
年齢制限 | R-15 |
上映時間 | 97分 |
(C)2014 Heimatfilm GmbH + Co KG
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ユーザーレビュー
総合評価:2点★★☆☆☆、2件の投稿があります。
P.N.「文月の眼鏡」さんからの投稿
- 評価
- ★★☆☆☆
- 投稿日
- 2017-07-27
ちょっとテンポが悪いです。終盤狼と逃避行かますところで終わってしまい、ここから話が広がるんでしょ!?ともやもやしながらのエンドロール。あくまで狼はアニアが解放されるきっかけで、メインはアニアの心情の変化を描いた作品なんだとは思いますがテーマが斬新なだけに狼との恋愛を現実的にありえないだろ!となってもじっくり描いて欲しかった...。というかそういうのを期待してただけにがっかり感が...