P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-05-17
本篇が諜報員役のマリオン・コテイヤールの魅力を余す処無く魅せるサスペンスフルな作品だった様に,レベッカ・ファガーソン主演の映画「愛の亡命」も又ヒロインが美しかったんだ!舞台と場所は違うものの,内容的には合せ鏡の如き映画で
まりあんぬ
総合評価4.77点、「マリアンヌ」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
本篇が諜報員役のマリオン・コテイヤールの魅力を余す処無く魅せるサスペンスフルな作品だった様に,レベッカ・ファガーソン主演の映画「愛の亡命」も又ヒロインが美しかったんだ!舞台と場所は違うものの,内容的には合せ鏡の如き映画で
そしてイングリット・バーグマンの再来の如きレベッカ・ファガーソンが二役の「レッド・エージェント、愛の亡命」も又、諜報員のサスペンスフルなタッチが悲痛で,本編と同じ様な印象をもたらした名篇だった
アルフレッド・ヒッチコック監督のスパイものにもフランソワ・トリュフォー監督作品の例えばmystery映画「暗くなるまでこの恋を」にも愛のマジックが濃厚に画かれたが本編も又、実にそうなんだ。ナチスとの攻防戦下、暗躍する諜報活動員のリアルな描写が凄い。当時の雰囲気を衣裳、音楽、映像表現で再現…。シリアスな家族のドラマが語り継がれる。ブラピが抑えた渋い役処でね❗️マリアンヌも一際、美しく❤️🎶
今度はスター・チャンネルの吹き替え版で観た。字幕を見ない分画像への集中度がアップするが、マリアンヌ役のマリオン・コテイヤールのハスキー・ヴォイスが又、魅力的な丈に一寸寂しくも在った…。本ブラット・ピットとコテヤールは往年の大スターのローレン・バコールとボギーの名コンビ振りも想像させる出来だったと想う。
沙漠に落下傘が舞い降りるシュールな映像のファースト・シーン、見返り美人のマリアンヌと出逢う続くシーン…、ナチスドイツの統制の下でどんな物語が展開して行くのか思わず惹き付ける導入部で在った。何度と無く観ているとラストの衝撃を知っているせいか、マリアンヌ嬢そのものが、一際懐かしく愛さずには要られない様な不思議な感情に襲われるんだ…。
そして本編の様に、国境を超えた愛の名篇にはジャン・ルノワール監督の〈大いなる幻影〉等が在った…。愛か背信行為か判らなく為って仕舞い苦悩し動揺するブラット・ピット。其れにしてもキューピー人形宛らに可愛らしい赤ちゃんの出演だったね!👶彼女も又、ラストシーンでは大きく為っていて🎵マリオン・コテイヤールの迫真の演技が光ったロバート・ゼメギス監督の会心の一作❗️💃🎶
勿論、衝撃的なラストを知ら無いで観ても、たとえ知っていても上出来の作品!マリオン・コテヤールは〈君と歩く世界〉や〈エヴァの告白〉等に続き信念の有るヒロインを見事に演じた 。ロバート・ゼメキス監督も〈フライト〉や〈ザ・ウォーク〉等のヒーロー宜しく本編でブラット・ピットの持ち味を最高に引き出した。あの〈カサブランカ〉のボギー見たいにね🎵👁️👁️
本編のメイキングを視ると視覚特殊効果でも凄い事が分かる。華麗な衣裳もそうだ。でも一番の見処は何だって逞しく信条に沿って生きたマリアンヌで在り、彼女を演じたマリオン・コテイヤール何だろう🎵〈カサブランカ〉へのオマージュも有ろうが揺れ動く二人の心情を具に見詰めて味わいたい。前半と後半で転調する心の変容 振りが見事だ。
スパイアクションかと思ったら、心理サスペンスだった。パズルの絵が、ぴったり一致しそうでしない、そういう緊張感のある映画だった。ブラピは「白い帽子の女」の汚名を、見事に晴らして好演していた。
マリアンヌは美人でも可愛らしくもない。しかし、不思議な魅力がいっぱいの女性。映画を観ている間に美しく、ときには
可愛らしくなって行く進行がすばらしい。
内容はこうなるのかな、でも違うのかなと感じながら
観ていて涙が自然と出てきた。
こちらはただのラブストーリーではありません!
ハラハラする場面、主人公達の心の変化、そして幸せに満ちた光景は何故か切なく、描写が繊細でした。ラストは涙が止まらなかったです。
とても良い映画に巡り逢えました✨
全体のストーリーを愛が貫き、又、作品に関わるすべての方々の愛まで伝わってくる。
心から満足の一作品です。
ある意味、昔の映画『カサブランカ』を別の視点から、新たに描き出し、さらに、素晴らしく仕上げたように思います。
見応え十分。
悲劇的である一方、希望を捨てない者を人生は、ほっておかないんだろうと、全体のストーリーを通して流れる愛の深さにも感動をおぼえます。
ドナルド・トランプ氏がアメリカ新大統領に選出された折、ヒラリー・クリントン氏が勝つと信じて疑わなかった支持者たちが、信じられない・諦めきれない・くやしくてたまらない気持から「Love trumps hate!」(愛は憎しみに打ち勝つ!)と声高に叫んでいることを思い出した。
この映画も悪い作品とは思わなかったが、《愛》の部分が強調されると、人間同士が殺戮し合う戦争中に何絵空事ホザいとんじゃ!と思ってしまう。