海へ 朴(パク)さんの手紙 作品情報

うみへぱくさんのてがみ

1924年北朝鮮に生まれ、現在はソウル郊外に暮らす朴道興は、かつて日本兵だった。1944年、日本軍に入隊、部隊の同年兵の山根秋夫とは配属先の色丹島で出会い、終戦後ソ連軍によって送られたシベリアの収容所で生き別れとなるまで3年間生活をともにした。その後、山根に宛てて何度も手紙を送るものの、それが届くことはなかった……。久保田桂子監督は、朴道興から手紙を一通預かり、そこに書かれた地名を頼りにふたりの足跡を辿りながら、山根秋夫の手がかりを探す旅に出る。

「海へ 朴(パク)さんの手紙」の解説

シベリア抑留を経験したひとりの韓国人男性の人生とその想いを綴るドキュメンタリー。1944年、日本軍に入隊した朴道興(パク・ドフン)。配属先の色丹島で出会い、終戦後、収容所で生き別れた親友の山根秋夫へ何度も手紙を送るものの、それが届くことはなかった。監督は新鋭・久保田桂子。同監督による第1作「祖父の日記帳と私のビデオノート」と併せて「記憶の中のシベリア」として公開。

シベリア抑留を経験したひとりの韓国人男性の思いをめぐるドキュメンタリー。1944年、日本軍に入隊した朴道興は戦友山根秋夫出会う。終戦後、生き別れた彼へ何度も手紙を送るが、届くことはなかった。偶然朴と出会った監督の久保田はその消息を追うが……。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2016年10月8日
キャスト 監督久保田桂子
出演朴道興 山根みすえ 山根秋夫
配給 スリーピン
制作国 日本(2016)
上映時間 70分
公式サイト http://siberia-memory.net/

予告編動画

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「戦後生まれの戦争をしらない人間」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-02-16

私は戦争を体験してない為社会人になり先輩から聞いた程度でした。それがこの映画を見て実際に行った人が抑留されてた事やそれまでの経緯など思い出し、又いろいろな事があった事など回想しながら本当に人として素晴らしい関係を作り、その懐かしい思いが長く会ってない友達に会いたいと手紙を出し続けていた事を知ると今の時代にはあまり聞かれない事なので本当に素晴らしい関係だったんだと感激しましたし、自分もこのような人間になりたいと改めて思いました。

最終更新日:2022-07-26 11:03:23

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