たかが世界の終わり 作品情報
たかがせかいのおわり
12年ぶりに故郷に帰ってきた34歳の作家ルイ(ギャスパー・ウリエル)。それは、死期が迫っていることを家族に伝えるためだった。母(ナタリー・バイ)はルイの好きな料理を用意し、妹のシュザンヌ(レア・セドゥ)はいつもより着飾り、そわそわしながら彼の帰りを待っていた。そんな二人とは対照的に、兄のアントワーヌ(ヴァンサン・カッセル)は彼をそっけなく迎える。アントワーヌの妻カトリーヌ(マリオン・コティヤール)は、ルイとは初対面だった。ぎこちない会話が続く中、ルイはデザートの頃には打ち明けようと決意。しかしアントワーヌの激しい言葉を皮切りに、それぞれの胸の内にあった感情が噴出する。
「たかが世界の終わり」の解説
舞台劇『まさに世界の終わり』をグザヴィエ・ドランが映画化し、第69回カンヌ国際映画祭グランプリを獲得したドラマ。若手作家のルイは死期が迫っていることを伝えに12年ぶりに帰郷。久しぶりに家族と顔を合わせるが、やがてそれぞれの胸の内が噴出する。「SAINT LAURENT/サンローラン」のギャスパー・ウリエルをはじめ、ナタリー・バイ、レア・セドゥ、ヴァンサン・カッセル、マリオン・コティヤールといった名だたる俳優が勢ぞろい、家族の心の機微を見せる。第89回アカデミー賞外国語映画賞カナダ代表作品。
舞台劇『まさに世界の終わり』をグザヴィエ・ドラン監督が映画化、第69回カンヌ国際映画祭グランプリを獲得したドラマ。死期が迫っていることを伝えに12年ぶりに帰郷した若手作家ルイ。家族と久しぶりに顔を合わせるが、やがてそれぞれの胸の内がほとばしり……。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2017年2月11日 |
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キャスト |
監督:グザヴィエ・ドラン
原作:ジャン=リュック・ラガルス 出演:ギャスパー・ウリエル ヴァンサン・カッセル レア・セドゥ マリオン・コティヤール ナタリー・バイ |
配給 | ギャガ(提供 ピクチャーズデプト=ギャガ=ポニーキャニオン=WOWOW=鈍牛倶楽部) |
制作国 | カナダ フランス(2016) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 99分 |
(C) Shayne Laverdière, Sons of Manual
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ユーザーレビュー
総合評価:3.33点★★★☆☆、3件の投稿があります。
P.N.「演技の時間」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2017-03-15
演技を堪能するには、最高の作品です。キャストの役作りは、素晴らしいくクオリティが高く、本物の家族とその内面の葛藤が良く描かれていました。ストーリー展開は、キャスティングにしては、物足りない感じですが、どこの世界にもある身近な題材を敢えて映画としてやりきる大胆さは、良かったと思います。舞台向きの作品かな?とは思いますが、微妙なニュアンスは、映画でしか、実現できなかったと思います。演技を堪能したければ見応え十分。