P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2022-08-17
改めて地上波で視聴…。英語字幕モードで。確かに愛すべきヒロインの一人芝居の身体表現が波との鮫との格闘で有って魅せるが背景に家族や海辺のサーファーや少年等の存在が在る点も見逃せないんだなあ
ろすとばけーしょん
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改めて地上波で視聴…。英語字幕モードで。確かに愛すべきヒロインの一人芝居の身体表現が波との鮫との格闘で有って魅せるが背景に家族や海辺のサーファーや少年等の存在が在る点も見逃せないんだなあ
ジャレッド・コーン監督の映画〈ホワイト・シャーク 海底の白い死神〉も美女と鮫と言う古典的モチーフにインスパイアされた作品だった…。呆気ない幕切れ何だけれど真摯な作風のヒッチコック・touchかも
フラビオ・ラビアーノのthrillingなカメラワークがヒロインを撮す!💃
テレビ放送があるのを知って、あ、これ見たぞ!とすぐに気づくほど、なかなかよく出来ていて記憶に残る映画でした。美しい自然は素晴らしいし、対照的にサメは迫力満点だし(笑) 主人公はキレイで助かって欲しいし…。たまーに死亡フラグがたつ人も出てくるのですが、勿論裏切りません(苦笑)
そして其のPortugal映画「絶海9000メートル」は本編同様,海難事故が起きる前の陽射し浴びるマリーナの情景が美しく,男女の微妙な関係性も丹念に描き込まれて居る様だった
そして海難事故の臨場感や必死のサバイバルと云う点でポルトガル映画「絶海9000メートル」も又,息詰まるthrillingな展開が感じられた…⚓️
新作映画で格闘技の役にチャレンジすると言うブレーク・ライヴリー嬢は本編では次々に襲い来る大鮫と格闘し熱演!。恐怖のシーンの後のオーストリア海海のロケーションは正に絶景で珊瑚が素晴らしい程に美しかった!ドキュメンタリー映画「zan」(ジュゴン)の沖縄辺野古湾の青珊瑚の風景が,或いはブルック・シールズ主演の劇映画「青い珊瑚礁」の海浜の光景が此処で再び蘇って来た
CMやミュージカルのショートフィルム等に長けた本セラ監督の主観カメラを活かしたシーンが生々しい!ブレイク・ラブリー嬢のそんなセルフ撮影の必死のメッセージ動画は波で洗い流されたノーメイク状態の素顔が美しかったんだ…。エンドロールの珊瑚礁の彩りも一際、見事でー。🏖️👾🦈💇🏝️
そして海中で妖しい光を放って漂う電光海月の群れ、珊瑚礁の絶景、磯蟹の悪戯、彼女の同居人?の白い羽を怪我した1羽の鴎 …。血の匂いに酔う鮫の群れだってひょっとしたらブレイク・ライブリー嬢の熱狂的なファン或いはストカーなのかも知れないね!それにしても鮫君、姿が見えない水面下の時が一番怖かったね。彼の目線で彼女が捉えられていて…🦈🦀🐦🏄
本編を改めて観ているとスピルバーグ監督の〈激突〉〈JAWS〉が男達のむせかえる様なタッチだったのに比べ,サーファー嬢の一人ぼっちの果敢な,其れでいてフェミニンなサバイバル・ゲーム!浅瀬で彼女に襲いかかる鮫の暴漢は男社会の寓話なのかも知れないがー。ブレイク・ライブリーが一際美しく、逞しいヒロイン伝説が又、産まれたね。
スチーブン・スピルバーグ監督の伝説的映画<ジョーズ>をブレイク・ライブリーのヒロイン独りののサバイバル-ドラマにした様な作品。怪我した鴎を助ける優しさがいい♪美しい海浜の光景の変容振りも凄い…。サバイバル-メッセージを自ら撮影した動画の臨場感も素晴らしい。其処はジョナス-メカスのダイアリーシネマの如きセルフ-ポートレイトだ!
サーフィンのシーンと、秘密のビーチの描写が美しく、専門のの環境映画も顔負けなくらい。それがかえって、サメの襲撃の恐怖を盛り上げる。ほぼヒロインの一人芝居なので、本家ジョーズに比べて人物の交錯する面白さは足りないが。
サメの怖さがスクリーンから伝わってくる良作。ただ、主人公がサメをやっつける方法は賛否両論あるだろう