天王寺おばあちゃんゾウ 春子 最後の夏 作品情報

てんのうじおばあちゃんぞうはるこさいごのなつ

1950年、まだ戦争の爪痕が残る中、タイから大阪市天王寺動物園にやって来たアジアゾウの春子。当時まだ2歳だった春子は熱烈な歓迎を受け、以来60年以上に亘り大阪の人々に愛され続けてきた。だが2013年夏、炎天下の運動場に出るのを嫌がり始め、冬には春子の食事を抜かなければならない事態が発生。その人気の陰で飼育員にとって初めての経験が相次いでいた。老いと闘いながら来園者の前に立ち続ける春子だったが、2014年6月20日から展示場に出なくなる。推定年齢66歳、国内2番目の高齢ゾウ・春子は立っているのがやっとだったのだ。そして7月30日に起立不能。倒れたままでは自らの重みで肺が圧迫され呼吸が厳しくなる。倒れた春子をなんとか起こそうとする飼育員たち。懸命の治療を続けるも同日午後6時1分、春子は永眠する……。

「天王寺おばあちゃんゾウ 春子 最後の夏」の解説

大阪市天王寺動物園のアジアゾウ・春子を追ったテレビドキュメンタリーの劇場版。1950年、タイからやって来た春子が老いと闘いながらも来園者の前に立ち続ける様子と、春子が最期を迎えるまで寄り添い続けた飼育員たちの姿を映し出す。東京公開に先駆け、2015年11月21日よりシネ・リーブル梅田にて上映。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2015年12月12日
キャスト 監督人見剛史
配給 東京シネマアカデミー(配給協力:テンダープロ)
制作国 日本(2015)
上映時間 99分
公式サイト http://www.tv-osaka.co.jp/movie/haruko/

(C)テレビ大阪

予告編動画

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最終更新日:2022-07-26 11:03:24

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