奇蹟がくれた数式 作品情報

きせきがくれたすうしき

1914年。イギリスの名門ケンブリッジ大学の数学者G.H.ハーディ教授(ジェレミー・アイアンズ)のもとに、一通の手紙が届く。インドからはるばる送られてきたその手紙には驚くべき定理が書かれており、ハーディは差出人を大学に招聘する。その差出人ラマヌジャン(デヴ・パテル)は、インドで事務員として働く傍ら、独学で数学の研究をしていた。他の教授たちは、身分が低く学歴もない彼を拒絶。ラマヌジャンは孤独と過労が重なり、ついに重い病に。ハーディは彼の代わりに奇蹟の証明に立ち上がる。

「奇蹟がくれた数式」の解説

インドの天才数学者ラマヌジャンと、彼を見出した英国人数学者G.H.ハーディの友情と業績を描写した伝記ドラマ。一通の手紙から天賦の才を感じたハーディは、インドに住む差出人ラマヌジャンを大学に招聘。やがて二人は世界を変えるような数式を導き出す。ロバート・カニーゲルによる評伝『無限の天才 夭折の数学者・ラマヌジャン』を、新鋭マシュー・ブラウン監督が映画化。出演は「スラムドッグ$ミリオネア」のデヴ・パテル、「リスボンに誘われて」のジェレミー・アイアンズほか。映画作品として初めて、ケンブリッジ大学を構成するカレッジの中でも最高峰のトリニティ・カレッジで撮影された。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2016年10月22日
キャスト 監督マシュー・ブラウン
原作ロバート・カニーゲル
出演デヴ・パテル ジェレミー・アイアンズ デヴィカ・ビセ トビー・ジョーンズ スティーヴン・フライ
配給 KADOKAWA
制作国 イギリス(2016)
上映時間 108分

(C)2015 INFINITY COMMISSIONING AND DISTRIBUTION, LLC. ALL RIGHTS RESERVED. (C)Richard Blanshard

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ユーザーレビュー

総合評価:4.8点★★★★☆、5件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-10-26

無神論では無くて一見非合理な〈女神〉こそが青年に数式を導いた様に、実際にも科学上の発見が、ノーベル物理学賞受賞の湯川秀樹氏の場合、中国の老荘の思想から導かれたと云う…。合理的な理性が支配するlogicalな世界に古めかしい考えはそぐわないが,アイデアの着想力は意外な処から来るもんだねえ。アインシュタイン然り、ホーキンス然り…。

最終更新日:2022-07-26 11:03:25

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