ギヴァー 記憶を注ぐ者 作品情報
ぎばーきおくをそそぐもの
近未来、人々は新しい社会を作り上げることに成功。ここでは誰も過去の記憶を持たず、完全に平等で、争いもなく、“恐れ”や“苦痛”“憎悪”はもはや死語と化し、人々の記憶から消し去られていた。そんな中、このコミュニティで育ったジョナス(ブレントン・スウェイツ)は、「記憶を注ぐ者」(ジェフ・ブリッジス)というすべてのコミュニティの記憶を保持する唯一の人物と過ごし始める。「記憶を注ぐ者」はジョナスに、これまで人間が為してきたことを伝えようとしていた。それは人間が本来持つ感情、すなわち“恐れ”や“苦痛”“憎悪”をも伝えることとなり、やがてジョナスはこの場所に隠された過去の暗く最悪な真実を見つけ出していくのだった……。一方、コミュニティの平和を維持する使命を担う主席長老(メリル・ストリープ)は、彼女自身がジョナスを次世代に記憶を伝える役割である「記憶の器」に任命したにも関わらず、彼が「記憶を注ぐ者」と接触することでコミュニティを破壊するのではないかと危惧し始める……。
「ギヴァー 記憶を注ぐ者」の解説
ロイス・ローリーによる同名児童文学小説を「ソルト」のフィリップ・ノイス監督が映画化。近未来の完全に平等なコミュニティで、記憶を受け継ぐという仕事を与えられた少年の運命を描く。出演は「クレイジー・ハート」のジェフ・ブリッジス、「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」のメリル・ストリープ、「シグナル」のブレントン・スウェイツ、「バットマン ビギンズ」のケイティ・ホームズ、「バレンタインデー」のテイラー・スウィフト。
世界荒廃後に作られた近未来が舞台の児童文学を実写化。全ての苦痛が消し去られ管理された平等社会で育ったジョナスは、職業任命の儀式で“記憶を受け継ぐ者”に指名される。その仕事は、名誉であると同時に真実を知る孤独で辛いものであった。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2015年9月5日 |
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キャスト |
監督:フィリップ・ノイス
原作:ロイス ローリー 出演:ジェフ・ブリッジス メリル・ストリープ ブレントン・スウェイツ ケイティ・ホームズ テイラー・スウィフト アレキサンダー・スカルスガルド エマ・トレンブレイ |
配給 | プレシディオ |
制作国 | アメリカ(2014) |
上映時間 | 97分 |
公式サイト | http://giver-movie.com/ |
(C)2014 THE WEINSTEIN COMPANY
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「pinewood p」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-10-30
此の隔離された管理社会の恐怖は何と言ったらよいのだろうか?過去の記憶を消して改竄し御都合な独裁体制と為って仕舞った未来はもう絶望的だ??エリアを乗り越えて忘却の壁を超え、ユートピアを希求する児童文学の見事な映像化だったね?色彩を取り戻し、忘れられた「愛」と言う言葉を取り戻すのは本当に命懸けの勇気が必要何だよ??ファイト?????