グローリー 明日への行進 作品情報
ぐろーりーあすへのこうしん
1965年3月7日、前年にノーベル平和賞を受賞したマーティン・ルーサー・キングJr.牧師(デヴィッド・オイェロウォ)の指導のもと、差別により黒人の有権者登録が妨害されていることに抗議する600名ものデモ隊がアラバマ州セルマを出発。しかしこれを白人知事を筆頭に警官隊が暴力を振るい鎮圧。彼らが進んだ距離はわずか6ブロックだった。この事件のショッキングな模様は『血の日曜日』として全米で報じられ、公民権運動への賛同者を集めていく。抗議デモには日に日に参加者が増え、ついに2万5000人にまで到達。やがて彼らの声は大統領や世界を動かし、歴史を変えていく。
「グローリー 明日への行進」の解説
1965年に起きた『血の日曜日』と呼ばれる事件をはじめ、マーティン・ルーサー・キングJr.牧師らによる黒人への公民権・投票権を求める動きを追ったドラマ。監督は「Middle of Nowhere」(未)で第28回サンダンス映画祭US監督賞(ドラマ部門)を受賞したエヴァ・デュヴルネ。「それでも夜は明ける」など製作にも精力的に取り組む俳優のブラッド・ピットやアメリカの人気テレビ番組で司会を務めるオプラ・ウィンフリーらが製作に参加している。キング牧師を「大統領の執事の涙」のデヴィッド・オイェロウォが演じる。本作の主題歌であるコモン&ジョン・レジェンドの『GLORY』が、第87回アカデミー賞歌曲賞を受賞した。
公民権運動全盛期にアラバマ州セルマで起こった“血の日曜日事件”が題材の歴史劇。1965年3月7日のセルマにて、キング牧師の呼びかけで黒人の有権者登録を求める600名が集結。映像が全米放映されたのち2週間後のデモには2万5千名が集まる。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2015年6月19日 |
---|---|
キャスト |
監督:エヴァ・デュヴルネ
出演:デヴィッド・オイェロウォ トム・ウィルキンソン ティム・ロス カーメン・エジョーゴ オプラ・ウィンフリー ジョヴァンニ・リビシ アンドレ・ホランド ルーベン・サンチャゴ=ハドソン コールマン・ドミンゴ オマー・J・ドージー テッサ・トンプソン |
配給 | ギャガ |
制作国 | イギリス アメリカ(2014) |
上映時間 | 128分 |
(C) 2014 Pathe Productions Limited. All rights reserved.
動画配信で映画を観よう! [PR]
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、5件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-06-22
そして本ジョン・レジェンド・コモンが出演する学園ドラマの映画〈ヘイト・ユー・ギブ〉も人種差別問題を背景にしたテインエイジャーを廻る家族の愛。白人のカレシを持つヒロインの生き生きとした姿と悩みは