さよなら、人類 作品情報
さよならじんるい
ジョークグッズを売り歩いているどこか冴えないセールスマンのサム(ニルス・ウェストロブロム)とヨナタン(ホルガー・アンダーソン)、ワインの栓を開けようとして心臓発作を起こし死んでしまう男とそんな夫の様子に気付かない妻、臨終の床につき天国へ持っていこうと宝石の入ったバッグを頑なに握る老女、現代のバーに立ち寄るスウェーデン国王率いる18世紀の騎馬軍、……。何をやってもうまくいかない愛すべき彼らの哀しくもおかしい人生の断片が映し出されて行く。
「さよなら、人類」の解説
「スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー」で第20回ベルリン国際映画祭インターフィルム賞等を受賞、CFの分野でもカンヌ国際広告祭で8度もグランプリを獲得したロイ・アンダーソン監督が、「散歩する惑星」「愛おしき隣人」に続く『リビング・トリロジー3部作』最終章として撮りあげた不条理ドラマ。ジョークグッズを売り歩く冴えない2人組のセールスマンをはじめ何をやってもうまくいかない愛すべき人々が織りなすコミカルでシュールなエピソードを、絵画のように細部まで計算した映像で描き、第71回ヴェネチア国際映画祭にてグランプリにあたる金獅子賞を受賞した。第27回東京国際映画祭では「実存を省みる枝の上の鳩」の題で上映。
「散歩する惑星」「愛おしき隣人」のロイ・アンダーソンが、人生の悲哀をユーモラスに見つめる異色作。冴えないセールスマンのサムとヨナタンは、面白グッズを売り歩く中でさまざまな人物と出会う。第71回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2015年8月8日 |
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キャスト |
監督:ロイ・アンダーソン
出演:ホルガー・アンダーソン ニルス・ウェストロブロム カルロッタ・ラーソン ヴィクトル・ギュレンバリ ロッテ・トルノス オーラ・スヴェンソン |
配給 | ビターズ・エンド(提供:ビターズ・エンド スタイルジャム サードストリート) |
制作国 | スウェーデン ノルウェー フランス ドイツ(2014) |
上映時間 | 100分 |
(C)Roy Andersson Filmproduktion AB
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