虎影 作品情報

とらかげ

忍びの世界で最強の名をほしいままにしていた虎影(斉藤工)は、6年前にその道を捨てて、今は忍者の里の片隅で愛する妻・月影(芳賀優里亜)と子供・孤月(石川樹)とともに静かに暮らしていた。ある日、“黄金の巻物”を手に入れた忍者の首領がもう片方の“銀の巻物”も手に入れようと、あらぬ罪で孤月を人質にとったため、やむなく虎影と月影は再び任務に就く。二人は、“銀の巻物”を持っている藩主の館に忍び込み、巻物を盗み出すことに成功する。しかし、人柱になっていた少年を助けたため、傭兵忍者部隊に捕まってしまう。虎影は悪辣な藩主に交渉し、月影を人質として残し、孤月を救うため、忍者の里へ再び向かう。家族二人が両方の陣営で人質となった虎影は、二人を助ける為に奮闘し、孤月を助け出す。虎影は息子とともに、月影の救出作戦を決行する。藩主の館は水害の土地にあり、新しいダムを建設するため、月影は人柱として捕えられていた。虎影と孤月は忍者軍団に追われながら、水が流された建設中のダムの柱をよじ登る。虎影たちは月影を救うことができるのか? そして、“金の巻物”と“銀の巻物”の正体とは……?

「虎影」の解説

戦国時代を舞台に、妻と子を人質に取られた忍者の戦いを描く忍者アクション。出演は、「欲動」の斉藤工、「赤×ピンク」の芳賀優里亜、「劇場版 はらぺこヤマガミくん」のしいなえいひ、「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」の石川樹。監督・脚本は、「東京残酷警察」の西村喜廣。第7回沖縄国際映画祭特別招待作品。

西村喜廣が監督ほか特殊造形監督などを担当し、斎藤工を主演に起用した忍者アクション。かつて最強と恐れられながら今は抜け忍として妻子と平穏に暮らす虎影。だが、人質にとられた妻と子を救うべく、隠された財宝を巡る壮絶な闘いに再び身を投じる。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2015年6月20日
キャスト 監督西村喜廣
原作西村喜廣
出演斎藤工 芳賀優里亜 しいなえいひ 津田寛治 石川樹 鳥居みゆき 島津健太郎 三元雅芸 清野菜名 水井真希 屋敷紘子 三田真央 松浦りょう 仁科貴 村杉蝉之介
配給 ファントム・フィルム
制作国 日本(2015)
上映時間 94分

(C)「虎影」製作委員会

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-26

恰かも園子温監督が活劇を撮ったら本編見たく為るんじゃないかと想わせる不思議で何とも奇天烈な時代劇映画何だね。月影の忍者・斎藤工嬢が可愛いかもね。自主映画風のブレ捲るハンデイカメラの手作りの躍動感や極彩色の危うい地獄絵巻も楽しめるけど…。

最終更新日:2024-05-27 02:00:10

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