P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-05-31
そしてポーランド=ドイツ合作映画「愛の臨界」のリスボン市内の石畳の夜景を眺めて居て,本篇の情景が記憶に甦って来たんだ。此れも又,愛と嫉妬の人間ドラマだったね😎
いまじん
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そしてポーランド=ドイツ合作映画「愛の臨界」のリスボン市内の石畳の夜景を眺めて居て,本篇の情景が記憶に甦って来たんだ。此れも又,愛と嫉妬の人間ドラマだったね😎
河瀬直美監督の最新作<光>を観ていたら、此処で上映された本編を思い出した。視覚障害者の感受性の豊かさが眼が見える健常者にとってはイマジン(想像)出来ない!其のもどかしさを乗り越えての愛が河瀬作品の主題だったが、本編は障害者同志の夢の様なイマジネーション。リスボンの夜の街を心の羅針盤で地図を体得したかの様に二人は歩く。其の夢遊病者見たいなファンタジックな散歩の姿に驚かされる。サングラスの美女がサラリと義眼を入れ替えたりとドキッとさせられた…。フイルムセンターの常連もお気に入りの一本♪
眼が見えないからこそ、実は最大限センサテイヴに実際の世界が見えているのでは…、と想わせるイマジネーションの世界!研ぎ澄まされた聴覚が風の音や風向き等で作り上げる自然のナビゲーションは、海岸線や道路歩行も信じられ無い程速やかだ。不思議な愛の物語も魅力。ジム・ジャームッシュ監督の映画(オンリー・ラバーズ・レフト・アライブ)のサングラスのミュージシャン吸血鬼とオーバラッピング♪