ニック・ケイヴ 20,000デイズ・オン・アース 作品情報
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1957年、オーストラリアに生まれたニック・ケイヴは、バースデイ・パーティ等いくつかのバンド活動を経て、84年にニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズを結成、デビュー・アルバム『フロム・ハー・トゥ・エターニティ』をリリースする。その後もアルバムを発表し続け、2013年の『プッシュ・ザ・スカイ・アウェイ』は、キャリア史上最も成功した作品となった。また、ヴィム・ヴェンダース監督の「ベルリン・天使の詩」やブラッド・ピッドの出世作「ジョニー・スエード」では俳優として、ジョン・ヒルコート監督の「欲望のバージニア」では、脚本と音楽を担当。同時に、「キング・インク」などの詩集や小説『神の御近い』を発表し作家としての才能も開花させていった。本作は、心理学者ダイアン・リーダーによるニック・ケイヴへのインタビューやライヴ、アーカイブ映像を織り交ぜながら、彼の生誕20,000日目を見つめていく。劇中、ニックがハンドルを握る車に思いもよらぬ同乗者が現れる。これまでのニックの人生に大きな影響を与えた人々――かつてデュエット曲が大ヒットを遂げ、ニックの名を世に知らしめるきっかけを作った歌姫、カイリー・ミノーグ。そしてニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズの創設メンバーであったアインシュテュルツェンデ・ノイバウテンのブリクサ・バーゲルト。脱退以来、わだかまりが残り、連絡を取り合うこともなくなっていた二人が、車中という“フィクション”の世界の中で、積年の思いを率直にぶつけ合い“現実”の会話を交わしていく……。
「ニック・ケイヴ 20,000デイズ・オン・アース」の解説
オーストラリア出身のミュージシャンであり、作家・脚本家・画家・俳優としても活躍するニック・ケイヴの生誕20,000日目を見つめる異色音楽ドキュメンタリー。インタビューやライヴ、アーカイブ映像等を自在に織り交ぜ、彼がどのような人生を送り、何を考え、その唯一無二の発想の裏にどんな秘密が隠されているのかを浮き彫りにする。
孤高のアーティスト、ニック・ケイヴの姿を現実と虚構を交えて捉え、サンダンス映画祭で高評を得た異色作。心理学者による本人へのインタビューパートや、ケイヴが運転する車に関係者たちが乗り込むドラマパートなどを通し、多彩な創作活動の秘密を繙く。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2015年2月7日 |
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キャスト |
監督:イアン・フォーサイス
ジェーン・ポラード
出演:ニック・ケイブ ブリクサ・バーゲルト レイ・ウィンストン ウォーレン・エリス カイリー・ミノーグ |
配給 | トランスフォーマー |
制作国 | イギリス(2014) |
上映時間 | 97分 |
(C)2014 Pulse Films Ltd. / The British Film Institute / Channel Four Television Corporation.
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