シネマ歌舞伎 日本振袖始 作品情報

しねまかぶきにほんふりそではじめ

出雲の国を流れる簸の川には、八岐大蛇(坂東玉三郎)が住み着いていた。今年、八岐大蛇に捧げる人身御供として稲田姫(中村米吉)が選ばれる。妖しくも美しい岩長姫の姿となった大蛇は、供えられた八壺の酒とともに稲田姫を飲み込むが、実は酒には毒が入れられていた。本性を顕した八岐大蛇に素盞嗚尊(中村勘九郎)が切りかかり、大蛇の腹から稲田姫を救い出す。

「シネマ歌舞伎 日本振袖始」の解説

歌舞伎の舞台公演をHDカメラで撮影し、歌舞伎の面白さや美しさを捉えたシネマ歌舞伎の第21作目。2014年3月の鳳凰祭三月大歌舞伎夜の部で上演された、古事記や日本書紀に登場する出雲の八岐大蛇に題材をとった近松門左衛門の重厚な義太夫の舞踊劇を収録。人間国宝・五代目坂東玉三郎が妖しいまでに美しい姫の姿から八岐大蛇(やまたのおろち)へと変わり、2012年に襲名した六代目中村勘九郎扮する素盞嗚尊(すさのおのみこと)と大立ち廻りを演じる。鳳凰祭三月大歌舞伎昼の部で上演された『二人藤娘』とともに、化粧を施し役に向かっていく様子や緊迫感溢れる本番前の幕の中、早替わりなど舞台裏の模様も盛り込み上映される。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2015年1月3日
キャスト 出演坂東玉三郎 中村米吉 中村勘九郎
配給 松竹
制作国 日本(2014)
上映時間 91(二本立て合計)分
公式サイト http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/

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最終更新日:2022-07-26 11:03:26

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