P.N.「創世記・失楽園」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-02-02
時代を感じさせる作風。
女性のファションは、流行を追うので、ハッキリとその時代を感じさせる。
男性の場合は、執事長のコスチュームは、明らかに違うが、ゾレ、ミカエルに於ては、正装に近いので、今観ても、二人は、古めかしく感じない。
創世記、失楽園をモチーフにしたと思われる作品。
画家は、創造主としての父、ミカエルは、アダム、夫人は、イブ(エバ)と言ったところ。
画家ゾレが、何度裏切られようと、養子であるミカエルを寛容に許す行為、最初は、誤解しそうだが、息子をかばい、時に、頭を撫でる(西洋では頭を撫でないと聞いていたが)シーンに表れている。すべては息子に託すにも表れている。
映画とは、ボケ。
ホラー、コメディ、ジャンルを問わず、ボケ通すと突っ込みは入らないが、中途半端だと突っ込みが入る。
どんな映画も、冷静に鑑賞すると突っ込みどころ満載。それが当たり前、映画なんですから。
ボケ通せれば、成功、正に、勝利者。