幽霊船(1956) 作品情報
ゆうれいせん
むかし、東洋の黄色い波の漂う海でのできごと。この海を荒らしまわる海賊船が、優雅に海に遊んでいた貴族の船を襲う。海賊たちは、女や財宝を奪い、男たちを皆殺しにした。わけても美しい姫を守るため最後まで勇敢に闘った若い貴族と姫の最期は哀れだった。時を経て、再び海賊船がこの海にめぐり来ると、あの貴族の幽霊船が現れ、亡霊たちが海賊船に乗りうつってくる。海賊たちは、この亡霊になやまされ、終には同士討ちとなり、みな斬り死してしまった。
「幽霊船(1956)」の解説
日本アニメの先駆者大藤信郎が手掛けた、色セロファンによるカラー影絵アニメーション。1956年ベネチア映画祭特別賞受賞。2012年にフィルムセンターにより「デジタル修復版」が製作され、2013年10月19日、第26回東京国際映画祭・特別上映プログラム「日本アニメーションの先駆者(パイオニア)たち~デジタル復元された名作」にて、「くじら」(1952)と「くもとちゅうりっぷ」(1943・政岡憲三監督)と同時上映。
公開日・キャスト、その他基本情報
制作国 | 日本(1956) |
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上映時間 | 11分 |
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