P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-06-22
NHKラジオ深夜便明日への言葉の中で絵本の読み聞かせに関して紹介去れたバージニア・リー・バートンの絵本ちいさいおうち,家そのものが女性を意味するherつまり彼女の物語と表現されて居ると云うー。中島京子原作山田洋次監督の本篇も家と共に在った1人の女性の視座が印象深かった。環境が変わり台風のような自然の脅威や空襲の戦争の恐怖も同時に描き出されて
ちいさいおうち
総合評価4.4点、「小さいおうち」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
NHKラジオ深夜便明日への言葉の中で絵本の読み聞かせに関して紹介去れたバージニア・リー・バートンの絵本ちいさいおうち,家そのものが女性を意味するherつまり彼女の物語と表現されて居ると云うー。中島京子原作山田洋次監督の本篇も家と共に在った1人の女性の視座が印象深かった。環境が変わり台風のような自然の脅威や空襲の戦争の恐怖も同時に描き出されて
放送中の本・中島京子原作のNHKドラマ化作品[やさしい猫]を視聴。シングルマザー役の優香とネパール男性との恋の行く方は
中島京子原作本は確か詳細に記述された記録文學の日記形式の文体だった様にも想えた…。映像化作品は監督山田洋次流の人情ドラマに仕立てられている作品何だろうなあ~
妻夫木聡が教科書で習った戦前の日本の姿と倍賞千恵子が語る体験談との感覚のズレや違いが自分史を紡ぐ中で興味深い展開を見せていた様にも感じられた。ストーリーはやや盛り込み過ぎたきらいは有るが山田洋次監督らしい大メロドラマと為った
そうだ,本編はベルリン映画祭でかなり注目されて黒木華が受賞した。最近ドイツ映画「ブルーム・オブ・イエスタデイ」を視ていて過去を検証する中で秘められた部分,人間的に肉薄したシーンに本編に共通する主題が有るんだなと感じた。山田洋次監督の本編には後に「東京家族」や「家族はつらいよ」に出演する山田組のオールスター・キャストも勢揃いして作品に賭ける意気込みが在った。公開時には国立フィルムセンターで丁度,山田洋次監督特集の月間で此の予告篇が会場ロビーで幾度と無く流れて居たのを想い出した🏡
NHKTVのゴゴナマはゲストの黒木華で本編がベルリン映画祭で主演女優賞に輝いた時の想い出も語られた!山田洋次監督の優しく細かな演技指導や監督の家に当時いた女中への思いも感じられたと。そう言えば本編の主役は女中役の彼女だったんだ。不倫劇の方が話題に為った感が在ったけれど、秘めた淡々とした演技力が国際評価に繋がったのだろう👥
原作は読んでいなかったものの本編に登場するイラストレーターの愛好するリー・バートンの名作絵本の〈ちいさなおうち〉は読んだ事が在った。山田洋次監督の撮影スタイルは本作では、此の絵本の様なのだ。時代の生き証人として家そのものが押し出された。戦争の出来る改憲勢力がのさばる時代への警句と観た。
私が理解するには経験値が足りませんでした、出直してきます、分かった事と言えば映画を作る側にいる人は是非みるべきかと、ただ、こう言う作品が賞を総なめしたら今後の邦画の為に良くないとも正直思いました
「秘め事」があまりに他愛なさすぎる、と思う方もいらっしゃるでしょう。確かに。映画を観る限りでは。しかし、原作にはしっかり描かれているのです。手紙を渡さなかったタキの心には、「世間の目」を気にする以外にもっと大きな理由が秘められていたことを。そのために、一生悔恨の情に苦しんだのです。映画では、そこがすっぽりと抜けていました。おかげで、わかりやすい戦争に引き裂かれた悲恋のいい映画になりました。原作と映画は別物と考えるのが常識ですが、それでも私の心には何か釈然としないものが残っています。
とても素晴らしい映画でした!わかる人にはわかる。わからん人には永遠にわからんこのストイックで狂おしい感じ。
黒木華は主役なのにむちゃくちゃセリフが少ない。そしてとても静かな演技。なのに心が揺さぶれました。
銀熊賞おめでとう!
私は この作品を
レイトショーで見たのですが 他に客も
居なく 全然思い描いていたのと 内容が違い さほど面白くも
なかった。 でも 作品の深みは感じ取る事が出来た。けど
内容がつまらな過ぎて 一回見れば充分だとも思った。
黒木華のお手伝いさん役が、とても良かったです。
川端康成の小説に出てくるような、一途な少女役がぴったり。
お手伝いさんとして働いた時の生活を、ずっと暖めて一生過ごすというのは、現代では考えられない充実感があるのかもしれない。
期待が先行してしまった感が否めず。さしてお奨めの映画でもなかった。
あの当時にしたらお手伝いさんの禁句の秘め事だったかもしれないが、それを現代の私たちがどんな隠された秘め事?と半ばわくわくして見に行くと多分。。。?なぜならそれほど 他愛のない秘め事なのだ。奥様の秘め事の相手の俳優さんもほかの映画の印象が強すぎて新鮮味に欠くし申し訳ないがダサい。どうせなら新人起用の方が!
さすが山田洋次監督作品ですね。人間の心理を良く付いて現実感があり表現がうまいと思った。人それぞれに人生あり、そう考えると涙がじんわり!
とても良かったです!