クロワッサンで朝食を 作品情報

くろわっさんでちょうしょくを

エストニア。結婚と離婚を経験、子育てと母の看病に追われながら既に人生も半ばを過ぎてしまったアンヌ(ライネ・マギ)に、ついに母を看取る日が訪れる。抜け殻のようになったアンヌであったが、ある日、パリで家政婦として働く仕事が舞い込んできた。悲しみを振り切るように、憧れのパリへ旅立つアンヌ。そんな彼女を待ち受けていたのは、高級アパルトマンに独りで暮らす毒舌で気難しい老婦人フリーダ(ジャンヌ・モロー)だった。しかし、フリーダはおいしいクロワッサンの買い方も知らないアンヌを冷たく追い返そうとする。結局アンヌを雇ったのは、近くでカフェを経営するステファン(パトリック・ピノー)で、フリーダは家政婦など求めてはいなかったのだ。だが、昔エストニアから出てきたフリーダはアンヌにかつての自分を重ね、少しずつ心を開き、アンヌにパリジェンヌの暮らし方を教えるのだった。そんな中、アンヌはある新聞記事を見つけ、フリーダの孤独な生活の秘密を知ることになるが……。

「クロワッサンで朝食を」の解説

エストニアからパリにやってきた家政婦と、高級アパルトマンに住む孤独な老婦人との心の交流を綴るヒューマンドラマ。出演は「死刑台のエレベーター」「突然炎のごとく」のジャンヌ・モロー、エストニア出身のライネ・マギ、「この胸のときめきを」のパトリック・ピノー。監督は本作が劇場用長編デビューとなるイルマル・ラーグ。

パリを舞台に、境遇の異なる二人が生きる喜びを見つける姿を描く、ジャンヌ・モロー主演作。母を亡くし悲しみに暮れていたアンヌの元に家政婦の仕事が舞い込む。エストニアからパリにやって来るが、待っていたのは気難しい孤独な老婦人だった。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2013年7月20日
キャスト 監督イルマル・ラーグ
出演ジャンヌ・モロー ライネ・マギ パトリック・ピノー フランソワ・ブークラー フレデリック・エポー ヘレ・クニンガス
配給 セテラ・インターナショナル
制作国 フランス= エストニア=ベルギー(2012)
上映時間 95分

(C)TS Productions – Amrion Oϋ – La Parti Production – 2012

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最終更新日:2022-07-26 11:03:28

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