夏がはじまる 作品情報
なつがはじまる
幼い頃に両親が離婚し、祖母・イノに育てられたみほとななえの姉妹。やがて成長し、みほ(朝倉亮子)は結婚し家を出て、さらにイノ(橋本せつ)は認知症になり福祉施設に入居。ななえは父の哲一(佐久間利彦)と一緒に暮らしているが、東京へ行きたいという思いを抱えていた。地元の漬物工場でアルバイトをしているものの、どうしても職場になじめないななえ。ある日、哲一はななえたちの母親で元妻の有紀(菅原比路美)に借金返済の保証人となってほしいと頼もうとする。久しぶりに有紀が家にやってきて、ななえは動揺。家族間に亀裂が生じ、ぶつかり合う。そんな中、イノが施設からいなくなってしまう……。
「夏がはじまる」の解説
父親が借金返済の保証人を頼んだために、家を出て行った母親が久々に帰ってきたことから浮き彫りになる、切っても切り離せない家族間の絆を描いた短編人間ドラマ。監督は「あの空をおぼえてる」「非・バランス」の冨樫森。前作「傷痕」に続き、故郷・山形を舞台としている。「冬のアルパカ」の朝倉亮子、「傷痕」の梨乃をはじめ出演者のほとんどは山形県在住・出身の者たち。製作・配給会社映画24区主催のワークショップ出身で「傷痕」で脚本家デビューした五十嵐愛が、本作にも脚本協力として参加。山形県・庄内発の映像資産形成、映画人育成を目的に発足した庄内キネマ製作委員会の第一回製作作品。2013年6月15日より、山形県・鶴岡まちなかキネマ、MOVIE ON やまがた、フォーラム山形、フォーラム東根にて先行上映。
山形を舞台に地元出身、在住の出演者・スタッフが多数参加したある家族の物語。父と二人暮らしのななえは東京への憧れを抱きながら地元の工場でアルバイトをする毎日。ある日、父が借金の保証人を別れた元妻に頼んだことから、家族間に亀裂が生じる。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2013年7月20日 |
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キャスト |
監督:冨樫森
出演:齊藤絵美 佐久間利彦 菅原比路美 朝倉亮子 橋本せつ 梨乃 穂上まどか |
配給 | 映画24区 |
制作国 | 日本(2012) |
上映時間 | 55分 |
(C)2013 映画24区 All Rights Reserved.
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