アパートメント:143 作品情報
あぱーとめんといちよんさん
ある金曜日の午後、精神科医Dr.ヘルザー(マイケル・オキーフ)、自称“ゲートキーパー”のエレン(フィオナ・グラスコット)、科学技術担当ポール(リック・ゴンザレス)からなる超心理学科学者チームが、ホワイト一家の新居であるアパートメントを訪れる。ホワイト家は父親アラン(カイ・レノックス)、10代の娘ケイトリン(ジーア・マンテーニャ)、4歳の息子ベニーの3人暮らしで、以前の家で妻シンシアが死んだ数ヶ月後から、電気の点滅や原因不明の物音など、不可解な現象に悩まされていた。アランは子供たちの身を案じて今のアパートメントに引っ越したが、1、2週間経つと再び奇妙な出来事が発生するようになったという。科学者チームが各部屋に監視カメラを設置し、調査準備に取り掛かると、早速ラップ現象に遭遇する。各部屋をフラッシュ撮影するエレンだったが、ケイトリンの部屋には入れなかった。彼女は母の死を父親のせいだと思い、今回の調査に反対していたのだ。やがて、呼び出しが鳴るが応答のない電話や、ものが落ちて壊れる凄まじい音を立てながら何事もないキッチン、室温の異常低下など、様々な異常現象が起こる。翌土曜日、壁の絵が逆さまになっているのを発見すると、ノートパソコンの蓋が閉まり、リビングの戸が閉じられ、電灯がショートして落下する。部屋を暗くし、暗視赤外線カメラでストロボ撮影すると、正面の壁に白いワンピースを着た女の姿が映る。監視カメラは、寝ているケイトリンの服の裾が勝手に引き上げられる様子を捉える。Dr.ヘルザーはこの家のケースを“反復性偶発性念力(ポルターガイスト)”だと定義し、生きている人間が関係すると説く。そして幼いベニーを母方の祖父に預けるよう提案すると、名高い霊媒ヘーゼルタイン(フランセスク・ガリード)を招聘する。しかしヘーゼルタインが霊界通信を開始すると、ケイトリンに異変が起こり……。
「アパートメント:143」の解説
超常現象に挑む科学者チームの姿を、ドキュメンタリーと見紛うリアリティに徹して描く新感覚サイコ・スリラー。製作・脚本は「[リミット]」のロドリゴ・コルテス。監督は、本作で劇場映画初監督となるカルレス・トレンス。出演は、「人生はビギナーズ」のカイ・レノックス、「フローズン・リバー」のマイケル・オキーフ。
「[リミット]」のロドリゴ・コルテス監督が脚本を手掛けたPOVホラー。とあるアパートで怪奇現象に悩まされる男が、科学者たちに調査を依頼。彼らは最新機器を駆使してアパートを調べ始めるが、男の娘が何かに憑依されたように暴れ出し……。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2012年11月3日 |
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キャスト |
監督:カルレス・トレンス
出演:カイ・レノックス ジーア・マンテーニャ マイケル・オキーフ フィオナ・グラスコット リック・ゴンザレス フランセスク・ガリード |
配給 | 東京テアトル |
制作国 | スペイン(2011) |
上映時間 | 80分 |
(C) Nostromo Pictures SL 2011
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