放射線を浴びた X年後 作品情報
ほうしゃせんをあびたえっくすねんご
1954年アメリカが行ったビキニ水爆実験。当時、多くの日本漁船が同じ海で操業していたにもかかわらず、第五福龍丸以外の「被ばく」は、人々の記憶、そして歴史からもなぜか消し去られていった。闇に葬られようとしていたその重大事件に光をあてたのは、高知県の港町で地道な調査を続けた教師や高校生たちだった。愛媛県の南海放送が、その足跡を丹念にたどり8年にわたる長期取材の中、次々に明らかになっていく船員たちの衝撃的なその後。そして、ついにたどり着いた“機密文書”。そこには、日本にも及んだ深刻な汚染の記録が記されていた……。
「放射線を浴びた X年後」の解説
1954年、アメリカが中部太平洋のマーシャル諸島ビキニ環礁で行った水爆実験により日本が受けた被害の真相に迫るドキュメンタリー。ナレーションを「月と嘘と殺人」の鈴木省吾が務める。
日本テレビ系『NNNドキュメント』枠で放送された番組に、新映像を追加した劇場版。アメリカによるビキニ環礁での水爆実験で被曝した、数多くの日本人漁船員たちの行方を追いながら、その裏に存在した日米両政府の機密などに迫っていく。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2012年9月15日 |
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キャスト | 監督:伊東英朗 |
配給 | ウッキー・プロダクション |
制作国 | 日本(2012) |
上映時間 | 83分 |
公式サイト | http://x311.info/ |
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-05-25
本篇の元に為ったNNNドキュメント放送版「放射線を浴びたX年後」を視聴。監督・亀井文夫等の記録映画「荒海に生きて」のモノクロの映像も交えて水爆実験と鮪漁船,防御服を着けた或いは装備しない軍隊への被曝やその後の訴訟にも迫った…🐟️