クーリエ 過去を運ぶ男 作品情報
くーりえかこをはこぶおこと
中身も目的も一切問わず、指定された場所と時間に荷物を届けるプロの運び屋クーリエ(ジェフリー・ディーン・モーガン)。ある日、施錠された鞄を60時間以内に行方不明の男“イーヴル・シヴル”に届けるよう依頼を受ける。報酬は10万ドル。手掛かりは、親友からの“イーヴルは、マックスウェル(ミッキー・ローク)の元にいた殺し屋か何かの正体不明の人物”という情報だけ。マックスウェルのお抱え会計士の居場所を突き止めた彼は、謎の女アナ(ジョシー・ホー)とともにセントルイスへ向かう。ところが、彼らの到着直後、書類を燃やして逃亡を図った会計士は、不意に現れた男に射殺されてしまう。さらに、その暗殺者もクーリエと乱闘の末、死亡。ニューオリンズに戻ったクーリエは、死んだ男が持っていた暗殺リストから詐欺師ジャック・ストローの名前を割り出し、彼の元へ急ぐ。そこで、殺し屋夫婦ミセス・カポ(リリー・テイラー)&ミスター・カポ(ミゲル・ファーラー)と銃撃戦になり、車で逃走。ストローは、親子同然だったイーヴルとマックスウェルの間で起きた10年前の惨劇について打ち明けたものの、カポ夫妻の手にかかって死亡してしまう。自宅に戻って盗聴器を発見したクーリエは、全てが依頼主であるFBI捜査官リスピーの仕業に違いないと確信し、仕事を断ろうとするが、リスピーは“イーヴルが望む物は君だ。生き残る道は、先に奴を見つけること。”と告げる。早朝、マックスウェルに雇われたカポ夫妻の襲撃を受け、逃げ延びたクーリエは彼らを追ってラスベガスへ。カポ夫妻の罠によって拷問を受けたものの、隙を見て反撃し、マックスウェルのいるカジノへ駆けつける。そこで目に飛び込んできたのは、ガラスに反転して映った“ELVIS LIVE(エルヴィス・ライブ)”=“イーヴル・シヴル”の電光文字。振り返ったステージで、エルヴィスに変装して歌っていたのは、果たして……。
「クーリエ 過去を運ぶ男」の解説
60時間以内に荷物の配達を依頼された運び屋が、正体不明の宛先を探す過程で次々と直面する危機を切り抜け、真相に迫る姿をスリリングに描く。出演は「ウォッチメン」のジェフリー・ディーン・モーガン、「コンテイジョン」のジョシー・ホー、「レスラー」のミッキー・ローク。監督は「パラダイス・ナウ」のハニ・アブ・アサド。
「パラダイス・ナウ」のパレスチナ人監督、ハニ・アブ・アサドの米国進出作となるサスペンス。60時間以内にイーヴル・シヴルなる男にスーツケースを手渡すよう強要された、運び屋のクーリエ。そんな彼の前に、謎の組織や警察が立ちはだかる。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2012年7月7日 |
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キャスト |
監督:ハニ・アブ・アサド
出演:ジェフリー・ディーン・モーガン ジョシー・ホー ティル・シュヴァイガー リリ・テイラー ミゲル・ファーラー ミッキー・ローク |
配給 | 日活 |
制作国 | アメリカ(2011) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 95分 |
(C) 2011 COURIER PRODUCTIONS, LLC.
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