ローマ法王の休日 作品情報
ろーまほうおうのきゅうじつ
現ローマ法王の訃報に接し、新しい法王を選出するために各国からヴァチカンへ枢機卿たちが招集される。システィーナ礼拝堂で投票が行われるが、枢機卿たちは心の内では重責を担う法王に選ばれたくないと一様に思っていた。投票の結果、メルヴィル(ミシェル・ピッコリ)が選出される。すでに聖ペドロ広場には新しい法王の就任を祝いにきた人々で溢れかえっていた。就任の演説が控えていたが、メルヴィルは重圧から逃げ出してしまう。新法王が行方不明になったのを知った事務局広報は、そのことが公にならないよう画策し、街中を捜索する。一方ローマの街に逃げ込んだメルヴィルは、市井の人々と触れ合ううちに、人生における大切なものや信仰心、なぜ法王が必要なのかなどを見つめ直していく。
「ローマ法王の休日」の解説
選出されたくないという願いもむなしく選ばれてしまった新しいローマ法王が、大観衆へ向けた就任演説直前にローマの街に逃げ出すハートウォーミングなコメディ。監督・脚本は「息子の部屋」でカンヌ国際映画祭の最高賞であるパルム・ドールを獲得したナンニ・モレッティ。本作に出演もしている。「昼顔」「ここに幸あり」などで知られるフランスの名優ミシェル・ピッコリが、逃げた先のローマで街の人々や彼らの真心などに触れて自らの存在意義を見出していく新法王をチャーミングに演じる。他、「アマチュア」のイエルジー・スチュエル、「イル・ポスティーノ」のレナート・スカルパらが出演。第64回カンヌ国際映画祭正式出品作品。
「親愛なる日記」「息子の部屋」のナンニ・モレッティが、ローマ法王を題材に放つコメディ・ドラマ。ローマ法王が逝去し、新法王に選ばれた枢機卿のメルヴィル。しかし、そのプレッシャーに耐え切れなくなった彼は、ローマの街へ逃げ出してしまう。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2012年7月21日 |
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キャスト |
監督:ナンニ・モレッティ
出演:ミシェル・ピッコリ イエルジー・スチュエル レナート・スカルパ ナンニ・モレッティ |
配給 | ギャガ |
制作国 | イタリア=フランス(2011) |
上映時間 | 104分 |
(C)Sacher Film . Fandango . Le Pacte . France 3 Cinéma 2011
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ユーザーレビュー
総合評価:3点★★★☆☆、2件の投稿があります。
P.N.「後悔マン」さんからの投稿
- 評価
- なし
- 投稿日
- 2012-08-03
私にとっては、見たことを後悔させられた。