ジョルダーニ家の人々 作品情報
じょるだーにけのひとびと
ローマに暮らすジョルダーニ家は、一見不自由のない幸せな家族に見えた。技術者の父・ピエトロ(エンニオ・ファンタスティキーニ)は一家を養い、元医師の母・アニタ(ダニエラ・ジョルダーノ)は子育てのために仕事を辞め、外務省で働く長男アンドレア(クラウディオ・サンタマリア)は世界各地を回っている。心理学者の長女ノラ(パオラ・コルテッレージ)は結婚して独立し、第一子を妊娠中。次男ニーノ(ロレンツォ・バルドゥッチ)は大学で建築を学び、三男ロレンツォ(アレッサンドロ・スペルドゥーティ)は高校生活を謳歌していた。しかし、ロレンツォの不慮の死をきっかけに、家族は心に秘めていた問題が露呈していく。アニタは精神のバランスを崩して入院、不倫をしていたピエトロは、愛人とも別れて逃げるように家を出る。子供たちも様々な困難と向き合うことになり、その過程で境遇も考え方もまったく異なる人々と出会う。不法移民の女性とその娘、不治の病のフランス人、戦場で記憶を失った大尉……。一本の川がいつか大河の流れとなるように、父と母、アンドレア、ニーノ、ノラ、それぞれの運命と人生は、ふたたび織りあわされて血のつながりや民族を越え、より大きな家族を成してゆく……。
「ジョルダーニ家の人々」の解説
イタリアのある家族の離別と再生を描く6時間39分の大河ドラマ。脚本を「輝ける青春」のサンドロ・ペトラリアとステファノ・ルッリ、監督をTVシリーズの演出で高く評価されているジャンルカ・マリア・タヴァレッリが担当した。出演は「あしたのパスタはアルデンテ」のエンニオ・ファンタスティキーニ、『子どもは何でも知っている』のダニエラ・ジョルダーノ。
ローマに暮らす中産階級一家の離別と再生を、6時間半にわたって映し出すドラマ。平穏な日々を送る、ジョルダーニ家。だが、三男ロレンツォが交通事故で亡くなり、そのショックで母アニタが自殺未遂を起こすなど、家族の絆がきしみはじめる。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2012年7月21日 |
---|---|
キャスト |
監督:ジャンルカ・マリア・タヴァレッリ
出演:クラウディオ・サンタマリア パオラ・コルテッレージ ロレンツォ・バルドゥッチ エンニオ・ファンタスティキーニ ダニエラ・ジョルダーノ ファリダ・ラウアッジ レイラ・ベクチ ティエリー・ヌービック フランチェスコ・シャンナ |
配給 | チャイルド・フィルム |
制作国 | イタリア= フランス(2010) |
上映時間 | 399分 |
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「shogo1384」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2021-08-29
イタリアの大河ドラマ。すべてが素晴らしい